はい、私ごとの徒然。
土曜日。
雨の中の代々木公園練習。9時30分~10時45分。
長距離女子とまとめて、ランニングのドリル練習を中心にやりました。
もも上げ、横もも上げを、それぞれ着地ポイント意識のゆっくりパターンと、
動きを体に覚え込ませるスピードパターンでそれぞれ3セット。
股関節を大きく回してのランジ歩行は、柔軟性とともに四頭筋の筋トレにもなります。
さらにいくつかの地面を足裏で的確に押すドリルをすませて、JOGを1.2キロ。
そのあとは、ターボジャブで体を弓なりにして投げ出す練習を繰り返します。
以上ずぶ濡れのまま、
11時~13時まではお仕事タイム。
代々木八幡で久々のてんやに入って、上天丼580円に中途半端な満足を得て、
新宿のスポーツマッサージへ。
14時~16時のところを、このあとの予定があるからと30分短縮してもらいます。
親切なトレーナーの皆さんは、ぎりぎり15時何分まで施術をしていても大丈夫なのか、
スマホでルート探索までしてくれます。
みなさんの協力のおかげで、当初15時30分にはここを出て、15時48分の大江戸線に乗る予定より、
15時40分に出て15時50分の丸ノ内線に乗った方が速く到着することが判明。
要は新橋演舞場に行くために、築地市場で降りると決めていた私の頭の固さより、
新橋演舞場は東銀座からでも近いことを知っている、文化に造詣のある人々の方が東京は
生きて行きやすいと言うことです。
で、16時10分には新橋演舞場に到着し、無事彼女とも合流。
すでにイヤホーンガイドと、幕の内弁当を買っていてくれました。
今日はチケットの手配から何から全部彼女の仕込みで、私は楽ちん。
初歌舞伎を寝ずに楽しむミッションさえこなせばいいのでありました。
そして始まった16時。
演目は「通し狂言 当世流 小栗判官」
市川亀次郎が小栗判官をはじめとした3役を演じるのと、
天馬で空を駆ける大仕掛けが最大の売りのようです。
3幕3時間、これが面白い。
歌舞伎は観客を楽しませる、華やかなる宴であることがよーくわかりました。
涙に笑いに人情にも踏み込むストーリー、衣装はきらびやかでお化粧はなかなかに目をひき、
役者は見得を切って朗々と語り、拍手したくてしょうがなくなります。
しかも花道そばの席をとっておいてくれたから、
しょっちゅう、役者の顔芝居や、生足筋肉のふくらみ、足取りの音などが迫ります。
イヤホンガイドのシーン説明に助けられて、ストーリーにおいて行かれることもなく、
見事私も観客として舞台を完走し、夜21時の銀座へと、興奮した気持ちを静めながら
ふたりでこっぽこぽと歩いたのでした。
落ち着いたのは、日比谷のアマンドに入って、サンドイッチとコーヒーをいただいた頃。
彼女と舞台の楽しかったシーンをお話ししつつ、
30分ほどして代々木へと千代田線一本で帰宅するのでした。
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