緯度の高い国を初めて訪れる私たち。
夜が遅いのは予想していましたが、日がでるのも早く、
4時に目が覚めた時には、もう十分明るくなっていました。
そんなわけで、出発も早めに、ヘルシンキ中央駅から郊外行きの電車に乗って、ヌークシオ国立公園をめざしました。
電車を30分、
そこから丘道のワインディングロードをエンジン音ふかして車体を揺らすバス20分で公園入り口に来ますが、
共に時刻表ジャストでの進行。
フィンランド人は時間に正確な国民性のようです。
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四つの湖を回る七キロのコースを選びます。
黄色いタグがあちらこちらの幹に貼り付けてあるので、迷うことはありません。
松や白樺に囲まれ、
氷河に形作られた、大きなうねりの地形を歩くのですが、
実は目線は下ばかり向いてます。
夏のフィンランドで森を歩くのは、これです。
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ブルーベリーを集める人々もたくさん見かけました。
カゴを持って、道を外れて藪へ入り込むのは、
山菜採りと同じですが、
フィンランドの森にもクマはいるはず、ですよね。
不慣れな私たちは、道沿いで手を伸ばす程度しか勇気がありません。
それでも、爽やかな甘さを、指先を赤くしながら堪能しました。
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森の恵みは国民みんなの財産という事で、誰でも自由にブルーベリー狩りをできるそうなのですか、
驚いたのはコースのあちこちにキャンプ施設があり、
とれたてのキノコや持ち込んだソーセージを焼いていること。
薪の倉庫も備えられていて、
親が子供に手伝わせて、薪割りをするのも自由なんです。
森と生きる自由。
以前、フィンランドの森を、日本の里山になぞらえて語る番組がありましたか、
なんとなく、その心を共有する事ができました。
その番組では、ハンターが木に手を当て、妖精に祈るシーンがありました。
自然を畏れ敬う気持ちが、何となく嬉しく、
森を歩く足もどんどんスムースになるのでした。
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夜が遅いのは予想していましたが、日がでるのも早く、
4時に目が覚めた時には、もう十分明るくなっていました。
そんなわけで、出発も早めに、ヘルシンキ中央駅から郊外行きの電車に乗って、ヌークシオ国立公園をめざしました。
電車を30分、
そこから丘道のワインディングロードをエンジン音ふかして車体を揺らすバス20分で公園入り口に来ますが、
共に時刻表ジャストでの進行。
フィンランド人は時間に正確な国民性のようです。
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四つの湖を回る七キロのコースを選びます。
黄色いタグがあちらこちらの幹に貼り付けてあるので、迷うことはありません。
松や白樺に囲まれ、
氷河に形作られた、大きなうねりの地形を歩くのですが、
実は目線は下ばかり向いてます。
夏のフィンランドで森を歩くのは、これです。
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ブルーベリーを集める人々もたくさん見かけました。
カゴを持って、道を外れて藪へ入り込むのは、
山菜採りと同じですが、
フィンランドの森にもクマはいるはず、ですよね。
不慣れな私たちは、道沿いで手を伸ばす程度しか勇気がありません。
それでも、爽やかな甘さを、指先を赤くしながら堪能しました。
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森の恵みは国民みんなの財産という事で、誰でも自由にブルーベリー狩りをできるそうなのですか、
驚いたのはコースのあちこちにキャンプ施設があり、
とれたてのキノコや持ち込んだソーセージを焼いていること。
薪の倉庫も備えられていて、
親が子供に手伝わせて、薪割りをするのも自由なんです。
森と生きる自由。
以前、フィンランドの森を、日本の里山になぞらえて語る番組がありましたか、
なんとなく、その心を共有する事ができました。
その番組では、ハンターが木に手を当て、妖精に祈るシーンがありました。
自然を畏れ敬う気持ちが、何となく嬉しく、
森を歩く足もどんどんスムースになるのでした。
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