松本丸の内ホテルは静寂が最たるおもてなしの宿です。
11時のチェックアウトまで部屋で過ごして、改めて天守に登城します。
ロビー・フロント、廊下に部屋、落ち着いた佇まいに、ゆっくり睡眠時間をとることができました。
朝ごはんは、かつての銀行時代の設を残した歴史的建築で、高い天井の開放感に、大きく切り取った窓から陽光が流れ込んで、ハレルヤな気分です。披露宴にも使われるようで、祝祭感が溢れます。
豊富なビュッフェは、地産地消も旨としていて、ワンコほどのお蕎麦もありましたので、サラダを中心にしながら、とろろ蕎麦、そしてナスのお焼きも4分の1だけ頂きました。
11時のチェックアウトまで部屋で過ごして、改めて天守に登城します。
常念岳がくっきり遠望できます。
電車の中は耐震補強工事中、かつコロナ対策で間隔を開けての入城となり、ずらずら列を作って巡ります。
五層最上階から西の山々を眺めて、最後はこのお城の象徴とも言える、月見櫓に降りてきます。意外にここは人の関心を集めないようですが、城主松平氏が3代将軍家光を迎えるために作った謂れは、戦国から江戸の平和な宴の時代へ移る歴史を知らせてくれます。
天守を出ると、二の丸遺構の詳しい部屋割りに草履番はここにいたか、などと思いを巡らせつつ北門へ抜けます。
目指すは宿の方に薦めてもらった、蕎麦屋さんでその名も「北門」
お城を下がっての蕎麦の昼飯、松本作法と勝手に呼びます。
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