クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

クリン名画館・13~木村武山「光明皇后」

2012-04-02 | クリン名画館

なかなか、パァッとは 

あたたかくならない、今年の春ですが、

もういいかげん・4月

毛糸をきるわけには いきません。

セーターやウールのコートは 

あらってしまわないと・・

002 <衣類圧縮袋はとても便利>

 

つづいて 春物のシワのブブン(部分)に 

アイロンをかけます。

Img_6143 ラブリーな大判ハンカチに

クリンは

ふと

何かをれんそう(連想)しました。

・・・・

そう、このあかい色は

 

001 こうみょう・こうごう(かんじ:光明皇后)のお召しものです

<木村武山「光明皇后」 1921年・講談社野間記念館蔵>

こうみょう・こうごうは、

日本初の「民間出身皇后」。

パパのフヒト(藤原不比等)のこま(駒)にされ、

ヘタレのしんせき(親戚)・「聖武天皇」のつまとなっても、

けんしん的に つくし

リッパだね!って たたえられました

それだけでなく、

仏さまにふかく・キエ(帰依)し

じひ(慈悲)の心で

下々の者にも

びょうきの人にも

やさしくしました

そして

ほんとかどうか 知らないけど、

光かがやく・うつくしさだったそうです

かしこくて

やさしくて

びじん(美人)で

あたまの上に丸い耳が二つある

おうひさま・・・

Img_6141 みじかな あこがれです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリン名画館・11(ver2)~福田平八郎「白梅」

2012-03-14 | クリン名画館

「  白き皿に

        絵の具を溶けば  春浅し 」  (漱石)

Img_5804  <昭和九年 京都市美術館蔵>

あわき・しゅんこう(春光)

「写生」にネツを入れてた、

ふくだへいはちろう(かんじ:福田平八郎)を

たすけたのは

きれいな いわえのぐ(岩絵具)

でした。

                      Img_5806

                      

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリン名画館・11~パウル=クレーの点描画

2012-03-14 | クリン名画館

本日も 

春のコートでは かぜを引きそうな 

さむい一日でした。

でも

クリンはついに 見つけたのです

空気中に 

きらめく

あたたかな・はる色を

< パウル=クレー 「ポリフォニー」 1932年バーゼル美術館蔵 >

Img_5800_2 3月の 午後の光は、ランハンシャ(かんじ:乱反射)して、

はじけて いました。

 「  白き皿に

        絵の具を溶けば  春浅し 」  (漱石)

Img_5799 つぶつぶの はるの光・・

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリン名画館・10~講談社の絵本・米内穂豊「金太郎」

2012-03-04 | クリン名画館

こうだん社(講談社)がほこる

「こどもの絵本シリーズ」

せんぜん(戦前)の 

一流画家が

そのフデで、

日本のこころ、

めいっぱい・ひょうげん(表現) しています

こちらも、そのうちのひとつ。

Img_5108 <米内 穂豊 「金太郎」昭和11年>

「講談社の絵本」をたくさん手がけた

米内さんのシリーズは

絵本というより

えまきもの(絵巻物)、な

ほんかくは(本格派)

マサカリかついだ・キンタロさんだって

ただの、「バカぢからの子ども」に

おわらさず、

この先 出世して

「源頼光」に取り立てられ

リッパな武士・さかたのきんとき(坂田金時)

になる

その へんりんを

きっちり・かきあらわして います!

Img_5490 「おにいちゃん!もっとカクチョウ高く

もちあげて

 

 

 

                                        

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリン名画館・9~伊東深水「御高祖頭巾」

2012-02-29 | クリン名画館

夜中からふりはじめた ゆき(雪)が

ずっと

ふりつづけています

クリンが住む・たま市では、

たぶん

夕方までに 15センチはつもりますが

同じ「東京」でも

としん(都心)では、「積雪1~2cm」と

ニュースは伝えます。

<伊東深水「御高祖頭巾」 昭和25年(MOA美術館蔵)>046

お江戸では、

たいしてゆき(雪)は ふらないから

こんなふうに

美人もポーズを きめられる。

もし

しんすい先生が、

「深川」でなく

「多摩」生まれだったら

ゆきの野に あそぶ

タヌキやうさぎを えがくガカ(画家)になっていたかも

しれないなあ・・

もちろん、それは

045_2 クリンのことでは、ありませんけども 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリン名画館・8~木村斯光「もだえ」

2012-02-17 | クリン名画館

<京都市立芸大蔵、木村斯光「もだえ」(部分)>

045_2 「大正時代の日本画家」・木村しこうは、

きょうと(京都)に住まい

女のうつくしいすがたをとらえて

「美人画の大家」に のぼりつめました。

ひいろ(かんじ:緋色)のおべべの 女の人は、

まいこ(舞妓)さん・・?

ボタン(牡丹)のもようのオビ(帯)を

しめて

なんか知らないけど、

くねってて、

ヨウエン(妖艶)。

・・・・・・

 

クリンも もだえます

046 <目下、雛壇・設営中>

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の句と、雪の絵~クリン名画館・7 徳岡神泉

2012-01-28 | クリン名画館

何年にいっぺん、という さむさの

今年の冬。

たまにふりつもったゆき(雪)は、

なかなか とけませんでした。

032

<多摩・中央公園の竹やぶ>

033 あおだけにつもるゆき(雪)は、

とってもせいけつです。

「 さらさらと  竹に音あり   夜の雪 」 

                         (正岡子規)

                        034

夜は ここにも

さらさらと 

つもって・おちたに、ちがいない。

そう、クリンはかんじました。

035 くまざさにもつもるゆき。

すてきだね・・      036

ここできっと

031  鳥もしずかに、ゆき見てた。

<徳岡神泉「一二ヶ月図・花鳥」 (昭和初期)>

 

ふかい 

しぜんかんしょう(かんじ:自然観照)に ねざし、

きょうとで、

うつくしい作品のこした

とくおかしんせんは、

ゆきのうつくしさにも 目をこらしました。

037 クリンもふかく、ゆき見ます

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリン名画館・6~ブリューゲル「雪中の狩人」

2012-01-24 | クリン名画館

昨日から今日にかけて、

ゆき(雪)がふり

ここ・たまセンターにも つもりました

おしごとが、りん時で お休みだった

チットとともに、

ゆきげしょう(雪化粧)の中央こうえんを

さんさくしに行った クリンです。

034 わあ・・

<お昼前の多摩・中央公園 芝生の広場>

5センチ以上つもった ゆきをふみしめて、

近所の子どもたちが

あそんでいました。

それを見ていたチットが、

「いいね。

 ブリューゲルの絵みたい。」

と 

つぶやきました。

<16世紀フランドル絵画の巨匠 ピーテル=ブリューゲル作 「雪中の狩人」>

044_3

ぶりゅーげるがかいた・この絵は

「狩りに出たけど、

 獲物がいなくて

 しょんぼりしちゃった おじさんたちが、

 丘を越えて町にかえってくると、

 むこうのほうに、

 雪の中、元気にあそぶ子どもたちを見つけた」

っていう

(いろいろあっても、ホームってやっぱ・ホッとするわ

というカイシャクの 

作品だそうです

前に、

ウィーンのびじゅつかん(美術館)で

この絵を見た時のこと、

かたるチット

きくクリン

・・・・・・

ちょっと、まって。チット!

ちとせやのタイムセール、12時までじゃなかった?

037 おにいちゃんにたのまれた、「シマダヤ・3食生ラーメン」かいに行かなくていいの

12時までは、

「118円」で、おかいどくなのです

クリンたちのえもの(獲物)は、

ラーメンと、

1パック100円の「しいたけ」です

(いそいで とけいをたしかめます)

・・・・・12時すぎちゃったじゃん。

036 どうすんの おにいちゃんのみそラーメン・・

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリン名画館・5~ボッティチェリ「美しきシモネッタ」

2012-01-23 | クリン名画館

クリンの人生において

そうはナイ・大じけんが 

今日おこりました。

この「クリンの広場」を

おうえんしてくれているお方で、

「クリンによく似たお顔」の方が いるよっていう

お知らせが入ったのです

035_2 こ・こ・こ、これは・・・

いったい

どういうこと なんだろう。

 

031_2 ほうしん(かんじ:放心)・クリン

人生、ほんとに

何がおこるか わからない。

クリンが、にんげんライフの 

はらんばんじょー(波乱万丈)

まかれていると

チットが そばに来て、こう いいました。

「クリン。

 この広い世界にはね、

 自分に良く似た人が、少なくとも3人、いるんだって。」

・・・・・

3人。

まずは、このお方。

二人目は、くまもと生まれの女子プロゴルファー・ふどうさん。

三人目は、、

夕方、かえってきた 

おにいちゃんにそうだん(相談)しました。

すると

グリン、美しいもの・かわいいものには

 どこかしら共通点がある。

 だから世界的な美女の中には、

 けっこうクリンと似たような顔も、あるはずだよ。」

と言って、

がしゅう(画集)を見せてくれました

<サンドロ・ボッティチェリ作 「美しきシモネッタ」 (1480年頃)>

032_3 せかいが見とれた イタリアびじん。

<多摩のクリン>

034_3

・・・・・

ほんとだ。

033_2 そっくりじゃん。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリン名画館・3~ムリリョ「貝殻の子どもたち」

2011-12-04 | クリン名画館

<スペイン・プラド美術館蔵 「貝殻の子どもたち」>

12 ヨハネとイエス ムリーリョのけっ作です。

092 <おみそ汁の具:あさり>

 

貝ってイイだし・出るよね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリン名画館・2~タマラ・ド・レンピッカ

2011-11-15 | クリン名画館

せんかんき(かんじ:戦間期)の パリにかがやいた

ポーランドの女りゅう画家、

タマラ・ド・レンピッカ

去年、日本ではじめての

レンピッカ・てんらん会が もよおされ、

しぶや・Bunkamuraに大ぜいの人をあつめました。

P0076 ファッションざっしのカバーのように、ざんしんで、

マドンナが気に入っている、というのも

うなづけるというもの

<クリン・ど・レンピッカ> 

こういうの、   

              Image63100 オマージュって 言うらしい

                                  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリン名画館・1~アンドリューワイエス「クリスティーナの世界」

2011-11-10 | クリン名画館

167653858 アメリカンリアリズムの「巨匠」・アンドリュー=ワイエスの代表作、

「クリスティーナの世界」

クリンスティーナのせかい>

092 たま・中央こうえんにて。

げいじゅつの秋です

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする