「初恋の相手が、父の妻」
ということで、
叶わぬ思いを 抱いていた
「光源氏」が、
若くして むかえた
正さい(妻)が
あおいの上(かんじ:葵の上)です
自分に 目をかけてくれる、
有力政治家・左大臣が、
「ぜひ!家の娘を!」
と
申し出て 決まった
「政略結婚」でしたが、
育ちのいい 光ゲンジは、
「この人と、仲良くやって いきたいな」
と思い、
やさしく ていねいに 接しました
しかし・・・
あおいの上は、
年下夫に
なかなか うちとけませんでした
若かった・ゲンジは、
気をつかっても ムシされることに
きずつき、
だんだん
他の女に
目を向けるように なっていきます
(※次回は、空蝉です。)