時せい(勢)の変化に、
「光源氏の運」が 弱ってきたころ
わるいことが、かさなりました
一、正妻・葵の死
一、父帝の死
一、藤壺の宮・出家
に 加え、
ここぞ!とばかり、
こうげき(攻撃)してくる 右大臣に
さしもの ゲンジも
歯が立たず、
「須磨(現在の兵庫県)流し」が
決まってしまいます・・
はなちるさと(かんじ:花散里)
です。
とっても 性格の良い女性です
まったく 美しくないのですが、
たいど(態度)が かわいく、
つつましやかで、
どんなに ゲンジの訪れがなくても
うらみ言・ひとつ
言いません
たまの ほうもん(訪問)に、
とびあがって よろこび
美味しいものを たべさせてくれる
はなちるさとは、
元気のない時の
心のいやし
困りごとを 抱えた・ゲンジの
実生活面での サポーターでした
光ゲンジの
彼女への、
かんしゃ(感謝)&しんらい(信頼)の
あらわれ・でしょう
(※次回は、明石の御方です)