気位高く、リッパすぎる恋人
「六条御息所」の もとへ通う
光ゲンジが、
たまたま 通りがかりに見つけた、
ふぜい(風情)ある家の 女主人が
ゆうがおです (かんじ:夕顔)
二人の
はじめての やりとりに
用いられたので、
「夕顔」と よばれる
「光源氏の新恋人」ですが、
ゆうがおの花のような あやしい・フンイキはない、
かよわく、
なよなよと やさしく、
おとなしく、
ひたすら かわいくて
男が 守ってあげたくなる 女性でした
「常夏の女(なでしこの古名)」とよび、
一時
ねつれつ(熱烈)に あいしました
・・・・・
しかし、
この なでしこは、
ゲンジとの おうせ(逢瀬)のさい中に、
六条のみやすどころ とおぼしき
モノノケにおそわれて
とつぜん(突然)死 します。
(※次回は、紫の上です)