先日、
チャップリンの
話だい(題)が
出てからというもの、
わが家は、ちょっとした「チャップリン・ブーム
」です
なにしろ、
うちのチット
は、チャップリン好きの お父さん
に、
チャップリン映画を
くり返し
見させられた・えいきょう(影響)
で、
小学校のクラスげき(劇)で、「『チャップリンの独裁者』を
やりたい。」
と
ていあん(提案)し、
担任の先生を、ドン引かせた
っていう、
かこ(過去)が あるほど
クリン・お気に入りの「チャップリン・エピソード」と いえば、
チャップリンは
日本ほうもん(訪問)のさい、
エビ(海老)の天ぷら
を
ひじょう(非常)に 気に入り、
あんない(案内)された、にほんばし(日本橋)の天ぷら屋さんで、
エビ天を「30尾」も
食べた
っていうやつです
チットは
その浜町の 天ぷら屋さんに
行ったことが あるらしく、
「
連れて行ってもらったの、だいぶ前のことだよ・・。
今じゃ珍しい
『お座敷天ぷら』で、
揚場が、お座敷の中に あったんだよね~
すごかった~。
なんて
言ったっけなあ あのお店。」
しらべてみると、
その天ぷら店は、「花長(はなちょう)」といい、現在は、
にほんばしの
お店をたたんで、
「大鳥居」(大田区)で、
えいぎょう(営業)している
ということが
わかりました。
「
江戸前天ぷらっていったら、大森あたりで育った海老が
一番らしいしね・・。
お店、今休業してるみたいだけど、
再開したら、行ってみる?」
と
チットが さそいました。
「いくいく」
1932年のチャップリン来日に合わせて、海軍の青年しょうこう(将校)が
おこしたテロ、
「五・一五事件」
で、
『欧米文明のシンボル
』として、当時の首相(犬養毅)
と
ともに、
命をねらわれていた
という
チャップリン
そんな目にあった・彼を、その後、きげん(機嫌)よく
きこく(帰国)させ、
ふたたび
来日させたものは、
花長の
すばらしい・エビ天だったに
ちがいない。。
と、
クリンが
うっとりしている
かたわらで・・
「
あ~あ、私が小学校の担任だったら、『独裁者も
いいけど、
五・一五事件の夜を舞台化するのは
どうかしら?』
っていう代替案を 出したのに
すっごく有意義な学芸会に
なったはずだわ。
ね クリン。」
と
チットが
まだ、
ブツブツ 言っていました
「・・う、うん。。 きっと、わだいそうぜん、だったろうね・・。」