新宿で、年配の男性とお茶をする
というと
なつかしく思い出すのが、「談話室滝沢(だんわしつ・たきざわ)」です。
このお店、
ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、
新宿に1966年~20
働くおじさんや、
「定年したけど嘱託でまだ働いています」という・おじいさんたちが、
仕事の話を とっくりしに来る
ドリンクすべて一杯千円の、まさに、談話室で
🍵
内装は、
広いフロアにソファー席が たて(縦)ならびしていて、
天井には蛍光灯、
床はモスグリーンのじゅうたん、
「受付嬢か」ってくらい訓練を
会社の重役室にでも入った気がする、昭和のオフィスっぽいお店でした。
🍘
うちのチットは20代前半のころ、
大学の先生や上司に連れ
何度か、談話室滝沢の新宿店や池袋店に入り、
忘れられない印象を受けた、といいます。
滝沢世代のおじさまから拝ちょう(聴)した、長く・ありがた~いお話は、
「女の子は早く嫁に行き、家庭に入るのが最良」
帰結していたけれど、
「
今考えると、善意で言ってくれてたんだなって、
つくづくわかるよね。
女性が長く働き続けるってけっこう大変だし、どこかで迷路に入る時があるものだから・・」
と
チットは、その時と
すでにきせき(鬼籍)に入られた・いく人かを
なつかしんでいました。
滝沢なきあとは、
「喫茶室ルノアール」が そのお客さんたちを引き継いだものと
見られますが、
滝沢とは、
やっぱり・だいぶちがいますね。
今、滝沢の跡地には、つばきや(椿屋珈琲店)が入っています。
(※次回は、その「椿屋珈琲店」の本店、銀座店にまいります🐻)