クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

雨の日に読む小説・3(グレアム=グリーン『情事の終り』感想)

2020-04-05 | 本と雑誌

『雨』

が、

男女のむね(胸)のうちを 冷たく ぬらす

文学作品

 

と、いえば

 

 『情事の終り』

を、

かならず

あげなければならない

 

と、

しん(親)友・チットは 言ってます

 

 イギリスの国民的作家・グレアム・グリーン

書いた

けっさく(傑作)、

『情事の終り』(じょうじのおわり)

 

 それは、タイトルが 示す通り、

フリン(不倫)の 小説

です

 

 

<さいしょだけ、あらすじ>

 主人公は、そこそこ・有名な

作家

で、

「官僚の美人妻」と 男女かんけい(関係)に 

ありました

 

作家は、

「次の小説では、官僚のことを書~こう

と 

考えて

ネタづくりのために

美人妻に 近づいたのですが、

 

 

やがて 本気になり、

はんもん(煩悶)しはじめます。。

 

 しかも とつぜん・彼女が れんらく(連絡)を

た(断)ってきたものだから

はんもん(煩悶)は

拡大され、

 

 

くやしさ、

かなしさ、

みれん(未練)、

しっと(嫉妬)、

ぎわく(疑惑)、

 

 

全部 かんじなければ ならなくなり、

 

苦しみます。。

 

 

 (・・・この恋は、本気愛ではなく、

単なる情事だったのか

 

 

それを

たしかめたくて、

 

主人公は、

彼女を

たんてい(探偵)に 探らせるのですが・・・

 

 

 「この本については・・文章が最高だから、

皆さまにも読んでほしい。

だから、ネタバレしないで

 

結末を 教えてしまったら

おしまいだから・・。」

 

 

チットが くぎ(釘)を さしてきたので

 

その後の てんかい(展開)は

ナイショです。

 

 ただ・・・

 

物語の「登場人物」たちは、

主人公も、

フリン相手も、

その夫も、

 

みんな・ぜんりょう(善良)

で 

あたまの 良い人たちで、

 

 自分の心に 向き合って・苦しむ、

じゅんすい(純粋)な たましいの

持ち主だった

 

とだけ、

 

申し上げておきます。

 

 (ある一定以上のレベルの人々が「道ならぬ恋」に

ハマると、

こんなふうになるんだ・・)

 

ということが わかる、

大人すぎる・一冊、

『情事の終り』・・

 

 

「婚外恋愛当事者

には、

あらりょうじ(荒療治)となり、

 

「人生経験豊富な読者

には、

人生における・何事かを かくにん(確認)させ、

 

「未熟者」には、

どくしょ(読書)による・「疑似体験」を 

ていきょう(提供)してくれる、

 

よりすぐりの 人間ドラマ、

 

 

言えます。。

 

 

 クリンのような、みじゅく(未熟)者には、

ぜったいに

わからない・りょういき(領域)

ですが・・・

 

 (・・・そ、そのうち、

さんこう(参考)に することも

あったりするのだろうか

 

 

 

ゆづ~~~~

 

 

 

 

 

(明日は、日本の「雨小説」を ピックアップします

 

 

 

 


コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨の日に読む小説・2(アー... | トップ | 雨の日に読む小説・4(古井... »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mocamoca)
2020-04-05 09:37:37
こんにちは(^ー^)
私は未熟者だから疑似体験が出きるのですね。ラッキー。読んでみたいな。
返信する
Unknown (クリン)
2020-04-05 09:54:30
@mocamoca おこしいただき、ありがとうございます✨✨🐻✨✨

けっこうこのぎじ体けん、つかれますけどよろしいでしょうか💦
でも、さすがノーベル文学しょうに何度もノミネートされただけある作家さんです✨文が上手~✨✨✨

ごけっこん(結婚)をひかえたおじょうさまには読ませないほうがいいですよ⚠️

クリンより🌼
返信する
Unknown (necesito)
2020-04-05 10:15:52
クリンさん
おはようございます😃

参考にしようと思いますですーーーー♫
返信する
Unknown (クリン)
2020-04-05 10:34:47
@necesito necesito さまあ~✨✨🐻✨✨

男の人がもだえかなしむお話なので(セキララ)、もしかしたらツラいかも。。
泣かせちゃったらごめんなさい⤵️🐻

クリンより🌼
返信する
Unknown (ユミ)
2020-04-05 11:18:03
道ならぬ恋、が不倫だと、以前辞書でひいたことがありました。
この頃世間でゴシップになってる話って、
ほとんど浮気とか遊び相手とのことって感じしませんか?
不倫は、恋、なんですよね~。
返信する
ユミさんへ♪ (クリン)
2020-04-05 11:33:13
ユミさあん~~

そんなかんじだね!
こないだ世間をにぎわせていた・あのはいゆう(俳優)さんも、3年もフリンしてたから本気なのかと思ったら、あんなにしょうすい(憔悴)しちゃって、はんせいとかもしちゃって、うわきだったんだなってバレたね★
でもさいきん、コロナでたいへんだから「文春砲」がフリンあばきにかたよらなくなってよかったよ。
フリンゴシップ、いいかげん・あきた~
返信する
『雨小説』 (雨あがりのペイブメント)
2020-04-05 14:12:34
「雨小説」。
雨を視点にした小説の読み方も面白いですね。
モーム ヘミングウェイ グレアームグリーン、どの作家の作品も青年期の一時期読んでいましたが、「雨」の視点には、まったく覚えがありません。
 毎回楽しく読ませていただき、読書の参考にさせていただいています。また、日本の「雨小説」楽しみにしています。
返信する
Unknown (クリン)
2020-04-05 15:59:17
雨上がりのペイブメントさまへ✨✨

おこしいただき、ありがとうございます✨✨🐻✨✨
雨上がりさまに雨小説の紹介記事をよんでいただくなんて、いいのかな⁉️って、きょうしゅくしております☔

雨小説、思いつくものがそんなにないので、もはや先細りです💦
モームはともかくヘミングウェイはあえてご紹介するほどだったかな~とも思います🐻
でも、グリーンの「情事の終り」は、ここぞというシーン全部で雨がふっているので、完ぺきな雨小説といっていいと思います👍✨ほんやくもすばらしかったです‼️

しん(親)友のチットが、「第二次大戦前後にこんなことで悩んでいられるなんて、イギリス人の豊かさがすごい」とびっくりしていました👀

同じ時代の日本じゃこういう話はきたいできないので、江戸時代をぶたいにした雨小説でお茶をにごそうと考えています🎵✨🐻

クリンより🌼
返信する
あっ!! (マンマ♪)
2020-04-05 17:40:15
そうだった、そうだった!!

クリンちゃんがゆづと結婚するんだったわね。

グレアム・グリーンは昨年英語の短編小説『I Spy』を授業でやりました。『第3の男』『うちなる私』など人の世の闇を描いていますね。
ジャーナリストなので、罪の意識や人間の苦悩を描いていると思います。
この作品はまだ読んでいないので面白そうですね〜。
大人の情欲ね。
返信する
Unknown (クリン)
2020-04-05 17:52:13
マンマさまへ💖💖

マンマさまあ~✨✨🐻✨✨
そうです❗ゆづとクリンはけっこんする予定なのです💖
それなのに、フリン小説の紹介なんかしちゃって、ゆづ、ごめん💦💦
そういうつもりはぜんぜんないから❗信じて💦💦💦

I SPYはチットも知らないって言ってましたが、グリーンってMi6に入っていたことがあるんだそうですね❗りん場かんありそう⤴️
「大衆作家」みたいに見られているグリーンですが、「情事の終り」とかよんでいると、文学者そのものです✨

本人が「私の作品の中で3本の指に入る」って言ってただけあって、こんしんの力作でした✊

クリンより🌼
返信する

コメントを投稿