閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

絵本のつくりかた・再校篇

2007-08-27 13:38:37 | 絵本のつくりかた

同じ日に宅配便が3つ来たと思ったら、
A(読み物)の再校と、
B(絵本)の再校と、
C(絵童話)の色校。

お仕事はいつも均一でなく片寄るものなんですが、
ここまで重なることはめったにないので、びっくり。
だってこれ、わたしはいっぺんに書いたわけじゃなくて、
Aは今年、Bは3年前、Cは昨年…とバラバラだったのに。

再校というのは「2回目の校正」ですね。
色校というのは、絵がカラーの場合に、
実際の本と同じ用紙に刷って色のチェックをすること。
画家さんが色校をしているとき、
たいていわたしは文字の再校をしていることになります。

もう奥付には発行の日付もちゃんと入っているので、
ほんとに出るんだ! という実感がわいてきます。
ついでにAの帯のキャッチコピーを例によって
あれこれ7つくらい考えて遊びました。

とくに問題がない限り、文字を直すのは再校まで。
色の調整が難しい場合は「三校」。
「四校」というのはめったにないのかな?
すべてよし、となったら「校了」で、
あとは出版社から印刷所、製本所へバトンタッチです。

9月から10月にかけて新刊のお知らせができると思います。
たのしみです。

コメント
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