(先月「予告」を書きましたが、そろそろ書店に並ぶ頃なので、
あらためて、上げます)
クリスマスにぴったりの絵本が、できました。
「ゆきとくろねこ」(岩崎書店)。
絵は、おおの麻里さん。
とってもおしゃれで、とっても可愛い。
「しずかで つめたくて あったかいぞ」
これが帯のキャッチコピーです。
はて、なんのことやら?(笑)
うちではもう「さんちゃんの絵本」と呼ばれています。
だって、この黒猫、さんちゃんそっくり。
ちょっとじゃれたり、ちょっといばったり、ちょっと甘えたり、
ちょっと…足の裏が冷たかったり、ね。
文章ができたのが3年ちかく前です。
なにしろ「白い雪」と「黒い猫」しか出てこないという極端さで、
言葉も非常に少ないので、画家さんを悩ませてしまいました。
おおのさんが「飼い主の女の子」を描いてくださったところから、
柔らかで暖かな世界がほわあんと広がりました。
こういう、ある種の化学反応みたいな、
言葉と絵が「出会って・変化する」のを見る楽しみがあるから、
絵本って、いいなあ。
おおのさん、ほんとにありがとうございました。
さんちゃんからもお礼を。
(ぺこ)
Amazonのリンクを貼れるようになったので、早速利用しています。
ちらっと中を見ることもできます。
ゆきとくろねこ竹下文子/作 おおの麻里/絵岩崎書店このアイテムの詳細を見る |