閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

充電中

2009-01-11 11:19:43 | 日々
本日の、じゃこてん。

前回アップした写真は大晦日に撮ったもので、
7日の時点でも、ほぼ同様のガリガリ猫だったのですが、
ここ数日で、だいぶふっくらとしてきました。

うちの猫に比べれば、まだまだ貧相なものですが、
とりあえず「骨と皮」の危機状態を脱し、
ぺたっとはりついていた毛がふわっと立つように。
しょぼしょぼだった眼も輝きが増しました。

なにしろ一日中、人の姿を見ると条件反射的に
「ゴハンくれーくれーくれー」とわめいていたのですが、
だいぶ落ち着いたらしく、前ほどは鳴きません。

日に何度も、じゃこに「充電」をします。
名前を呼ぶ。なでる。抱っこする。
寒いので、丸洗いすると風邪ひきそうだし、
ブラシをかけても骨にあたって痛そうなので、
かわりに古Tシャツで全身を拭いてやります。
昨日は耳のお掃除もしました。
鼻の上の毛がすりきれています。
ゴミあさりの暮らしが長かったのかな。

うちの猫たちは、食後は必ず前足をなめ、丹念に顔を洗い、
それ以外でもひんぱんに毛づくろいをしていますが、
じゃこてんは、しません。
のびのび手足を伸ばして寝ることも、
縁側から離れて出歩くこともまったくしません。
まだそれだけの余裕がないらしい。
「衣食住」というけれど、猫の場合は「食食食」!
そのつぎに「住」で、「衣」はずーっとあとまわし。
というより、食が確保できれば、同時にそこが住まいになり、
栄養がいきわたれば、しぜんと外側もきれいになるのでしょう。

猫歴は長いのですが、いつも小さい子猫から飼ってきたので、
このサイズの半野良の世話は、じつは初めてです。
居つくだろうか。
いちどお医者に連れてって健康診断してもらわないと。
それに、じゃこてん、お嬢ちゃん猫ですので、
ほうっておくと、やがて縁側猫がふえて困ることに…。

というところへ、こんどはMが、鳥を拾ってきました。
ヒヨドリで、成鳥ですが、しっぽの羽根が1本もありません。
おそらく何らかの事故にあって失くしたものと思われます。
他に外傷はなく元気なのですが、ちゃんと飛べるかどうか微妙。
とりあえずこれも保護し、九官鳥の餌など与えて様子見ることに。
(身に覚えのある者は正直に名乗り出るように。
特に、そこで熟睡中の「ま」のつく黒猫ッ!)

今年は新春から、なんか忙しいぞ、の閑猫堂。



コメント
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