さすがに暑いなあ、もう30℃くらいかな、と、
温度計を見たら26℃であった。
そんなはずはない、もっとあるだろう、
温度計、ぜったい壊れてるよね、と思う。
そう思うくらいなら最初から見なければいいのに。
ヒトはなんでも数字に頼りたがるくせに、
思ったような数字が出ないと必ず疑うのが奇妙。
軽井沢かどこかの避暑地で、個人用の別荘のかわりに
小規模なオフィスを売り出し中だとか。
涼しいからエアコンがいらない。空気清浄器もいらない。
つまり節電ができて、エコである。
景色もよく、通勤ストレスもなく、ヘルシーである、と。
なるほど、といいたいところだけれど、
夏はそれでいいとして、冬はどうするんだろう。
燃料費はだいぶよけいにかかるのではないかしら。
しかし、パソコンさえあればどこにいてもできる、
という職種は今やたくさんあるのだろう。
うちだってまあそうですし。
接客販売業の人はそうはいかないだろうけど、
わたしなんかこの4か月というもの、
どこにも行かず電話とメールでお仕事ができていた。
相手が軽井沢だろうと、こちらが火星だろうと、
いっこうにかまわない。
(というか・・すでに火星人と思われてるかも?)
パリ-東京間を2時間半で結ぶ「ロケット旅客機」を
2050年ごろまでに開発する、という計画があるそうだ。
11時間かかるところが、2時間半。
「瞬間移動」まで、あともうちょっと。
しかし、現在、うちから東京まで3時間あまりかかる。
その割で短縮されるなら、2050年ごろには40分台に
・・ならないでしょうね。
長いものを短くするのに、2通りの方法がある。
あっちこっちはぶいて、すかすかにしてまとめる省略法と、
とことん煮詰めてかさを減らす濃縮または凝縮法だ。
11時間の旅を2時間半にするのは、どっちだろう。
うんと「煮詰まった」フライトというのも、なんだか辛そうな気がする。
省略するとしたら・・最初と最後だけおいといて、
間の8時間半をぐっすり寝ていくのと、どれくらい違うんだろう。
画像は、お玉ヶ池のミニパピルス。
冬は休眠していて、気温の上昇と共に背が伸びる。
このあいだ「パピルス」として載せたのは
これとはまた別のカヤツリグサの仲間でした。