「宇宙の『ちゅ』って、なあに?」
という可愛らしい質問を某所で見かけましたので、
(ふふふ、お借りしまぁす)
本日は、宇宙の謎について。
宇は空間のひろがりを、宙は時間のひろがりをあらわす。
空間的にも時間的にも「ひろい」ものが「宇宙」である。
・・と、昔どこかで習った気がする。
どこだっけ。
何かの漫画だったかも。
字源を調べる。
ウかんむりは、家の屋根(と壁)をあらわすもの。
「宇」の中にある「于」は、弓をたわめるのに使う器具の形。
そこから、弓なりに大きく曲がったものをあらわす。
「宇」は天空を大きなドーム状の屋根と見なした文字だ。
で、「宙」は?
こちらは調べてもよくわからない。
白川静先生の説によれば、「由」はヒョウタンの形で、
中がからっぽ、という意味ではないか、とのこと。
ふうむ。
屋根の下に、からっぽがある。
お空は遠い、ということなのかなあ。
このヒョウタン、中央に軸があるから、回転するのではないか。
というのは閑猫説で、根拠はまったくありませんので、
簡単に信じないように(笑)。
しかし、そこから「時間的ひろがり」に結びつく橋が、
いまひとつ見つからず。
でも、真偽はともかく、イメージ的には、良いですよね。
大きな大きなドーム状の屋根。
月や星座をちりばめた天井。
その下で回転するひょうたん。
これって・・
プラネタリウム?
上の画像は、空にあらわれた「光持つ手」。
本日のにゃんこ。
「ぎゅう」して「ちゅう」するのが「うちゅう」だろ。
うん、そういうことだ、Tくん。