夕焼雲には絶好のポイントだが、足場に少々難あり。
愛用のノコギリ、通称「ヒマノコ」を持って出かけ、
枯れ木、からんだつる、ごしゃごしゃのやぶを切り払い、
1時間ほどがんばって、理想の額縁をこしらえた。
ああ、すっきりして、いいですね。
あとは大物がかかるのをじっくり待つだけだ。
どっちから行ってもちと遠いぞ。
うしろからそーっと忍び寄り・・
ぱくっと!(・・笑)
(三日月の丸い側が「うしろ」だと思うのは、どういうわけか。
たいていへこんだ側に目鼻がかいてあるからでしょうか)
最後のひとかけらまで、いただきます。
商売柄っていうか、もともと多重人格っぽい閑猫ですが、
(「閑猫」そのものが、すでに別人格なんじゃないかな?)
「雲釣り」と「水玉拾い」も微妙にキャラクターが違うらしい。
弟子や手下のいる雲釣り師と、常に単独行動の水玉ハンター。
そのふたりが住んでいる世界には、他にもいろいろ面白いのがいて、
居心地が良いのでつい長居をしてしまう。
そういうとき、とつぜん現実世界から、たとえば電話がかかってきたりすると、
急いで戻るのが間に合わず、「誰でもない人」という空白ができてしまい、
一時的な失語症におちいることがある。
うちの電話はベル8回で出ないと留守電になるようになっているため、
1・2・3・・と数えながら「えーとえーと」と言っておりますが、
間に合わなかったときは、スミマセン。
(間に合ったときは「寝てたな?」と思われてるに違いない。
まあ、似たようなもの、ですが・・笑)
本日のにゃんこ。
「ねー、写真、ここで撮ろうよー」
いや、そこはねえ、背景がいまいちだし・・
モデルさん、すぐ飽きるし。