栗の葉っぱに、栗の葉寿司?
・・ではなくて、オトシブミのゆりかご。
オトシブミという虫は、日本に23種いるそうで、
名前のように巻いた葉を切って地面に落とすタイプもいるし、
こんなふうに落とさないでぶらさげておくタイプもいます。
栗の葉で、落とさないタイプっていうと、何かな。
親らしい虫の姿はどこにも見あたらず。
巻いた中に卵が包みこまれていて、孵化した幼虫は、
葉っぱを食べて大きくなって出てくるんだって。
青いどんぐりに卵をうむハイイロチョッキリと同じ。
お弁当つきゆりかごだ。
しかし、ほんとにキレイに巻いてある。
ちょっとさわったぐらいではびくともしないんだけど、
糸や接着剤的なものはまったく使っていない様子。
どうやったらこんなにじょうずに巻けるのか。
いくら見てもわからない。
ほどいてみるのはかわいそうだし。
前から見たり・・
裏(?)から見たりしても、まったくわかりません。
<参考動画>
ゴマダラオトシブミのゆりかごつくり
ほんとに不思議だなあ、生き物って。
本日の「いいね!」
May the stars carry your sadness away,
May the flowers fill your heart with beauty,
May hope forever wipe away your tears,
And, above all, may silence make you strong.
Chief Dan George(1899-1981)