閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

収穫

2015-05-20 00:31:51 | 日々

雨のあいまに、こまめに苺を摘みに出かける。
黄色いモミジイチゴは少ない。
見えるところにあるけれど、高くて手が届かないのが悔しい。
へたのついている3つだけ畑の苺。

 

 

藤田政利さんの個展におじゃましてきました。
鍛金といって、薄い鉄板を切り抜いて、叩いたり、溶接したり、
錆加工をしたりして作っていくもの。
この「水映シリーズ」が面白かった。

 

 

 

 

カモノハシのきょうだい。
つばきくんと、ひびきちゃん。 
ご本人は、やっぱりカモノハシに似ておられます。 
なぁんとなく。

 

 

ひらり、とね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のゲスト

ハンミョウ。
斑猫と書くのは中国名で、猫とは関係がない。
(そもそも中国で斑猫という虫は、これではないそうです)
別名を「みちおしえ」というのは、人が近づくと前へ前へと
ちょっとずつ飛んで逃げるのが、道案内のように見えるから。
金属光沢の色彩が印象的なので、一度おぼえたら忘れない。

夜、いきなり窓の外で「ジーーーーー」と鳴きだす虫がいる。
何かの電気的なノイズ、あるいは耳鳴りかと疑うような、
ひどく単調な連続音で、毎年きまって初夏になると聞こえてくる。
子どもの頃、「おけらの声」だと教わって、ずっとそう思ってきた。

ゆうべ みみずの なくこえ きいた
あれは けらだよ おけらだよ~

・・という昔のコマーシャルソングが記憶の片隅にある。
(なぜか、かゆみどめの薬のCMだと思い込んでいたが、
調べたら「福助足袋」 だったとは。サトウハチロー作詞!)

おけら(ケラ)は地中に穴を掘って住んでいる虫で、
コオロギがモグラになりかけたみたいな姿をしており、
めったにお目にかかる機会はない。
だから昔の人はミミズが鳴いていると思っていた、らしい。

それにしても土の中で鳴いているにしては大きな声だ。
ときどき「うっるさぁ~い!」と言いたくなる。
昨夜など、窓ガラスがびーんと反響するほどやかましかったので、
窓ぎわに行ってよくよく見たら、枯れ葉色をしてヒゲの長い
とぼけた顔のキリギリスみたいなのがサッシのレールにいて、
どうもそれが音源のようなのだ。

あら? おけらって、こんなのだっけ? 違うよね?
と、いろいろ調べたら、 クビキリギスという虫だとわかった。
(首・キリギリス? 首切り・ギス? 「ギス」ってなあに?)

子どもの頃は町に住んでいたから、たぶんケラだったんだろうと思う。
いまこのあたりで鳴いているのは、全部クビキリギスなのか、
ケラもいるのか、ノイズや耳鳴りの類も混ざっているのか、
それはわからない。

このごろ、植物以外に、虫のこともよく調べるようになった。
基本的に苦手分野だし、捕まえたい気もまったく起きないけれど、
名前や習性を知ることは、対策を立てる上で欠かせない。
そうでなくても、純粋に面白い。

夜、部屋の明かりに、緑色の五角形のカメムシが飛んできて、
ぶんぶんぱちぱちとやかましく蛍光灯にぶつかる。
この虫は、刺激すると大変なことになるので、うかつに手が出せない。
(掃除機なんかもね、ぜったい駄目ですよ)
苦心して誘導し、やっと外に出しても、すぐまた入ってくる。

2晩続けてさんざん手こずらされたあげく、
ついに素晴らしい方法をみつけた。
必要な道具は、からのペットボトル1本だけ。
すごく簡単。しかも安全。
Necessity is the mother of invention.

(あんまり長々と具体的に書くのもどうかと思うので、
知りたい方は個人的にお問合せくださいませ) 



本日の「いいね!」


ダニング=クルーガー効果って何?

「能力の低い人は、自分の無能さを認識できず、
自己を実際よりも高く評価する」
ふむふむ。

人はじつにさまざまな能力を持っているから、
高い低いとひとまとめに言うのは難しいと思うけれど、
「自分の能力を自分自身で正しく評価する能力」を
身につけることが最重要なのかもしれない。

コメント
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