子猫の1週間は、ヒトなら1か月くらいに相当するかもしれない。
くしゃみはほとんど出なくなり、なんだか一回り大きくなった気がするコマ吉。
鼻のぐすぐすが、あとちょっとかな。
いまのところ、粗相もしないし、おいたもしない、とても良い子。
でも、好奇心はぐんぐん上昇中! まだまだこれから!
コンビニ袋に紙玉を入れて一結びしただけのおもちゃが気に入って、投げると飛んでいき、くわえて得意げに持ってくる。
足元まで持ってきて、ぽとりと落とし、お座りして待っている。
こちらが気がつかないと、そおっと膝に前足をかけて、「くふくふ」と鼻を鳴らして催促する。
誰も教えたわけではなく、こういうことは生まれつきする猫としない猫がいるようだ。
これは、むかし飼っていたジャム太というオス猫。生後3か月くらいのとき。
この子も「持ってくる猫」で、当時はわたしもまだ原稿用紙に書いていたから、書き損じの紙を丸めたのやねじったのがいつもそこらじゅうにころがっていた。
室内飼いだと、とくに若いオス猫は体力を持て余すらしく、人がいくら遊んでやってもきりがない。
つきあいきれないので、ゴム紐におもちゃをくくりつけて天井からぶらさげ、ひとりで遊べるようにしてやったが、いつまでもいつまでも飛んだりはねたりして飽きるということを知らず、こっちが心配になるほどだった。
ジャム太も茶トラで、白い部分が多く、尻尾がきれいに長かった。
記憶の中のジャム太はコマ吉に似ている感じはしないけれど、あらためて写真を見るとよく似ている。
3歳になる前に町から田舎に引っ越してきて、のびのびと暮らし、生き物は一度もとったことがなく、家出もせず闘争もせず、21歳まで生きた。
いまのところ、わが家の歴代猫の長寿記録である。
コマちゃんも長生きしなさいよ。
「あどけない子猫」ふうに撮ってみた。
カジカジ!
(このポケモン柄は、子どもが小学生のとき体操着入れか何かを縫った余り布です)
おやあ? コマ吉、その大きな黒い枕は…
さんちゃんだ!
さんちゃん、えらいなあ。えらいねえ。
本日の「いいね!」
落ちない石、落ちたら猫が!
地震で姿をあらわした南阿蘇の「守猫」。
さちこさん、教えてくださってありがとう。
「落ちる前」はこんなふうだったんですね~。
縦3m、幅2m、重さ約5tの石は、割れることもなく下の山林に着地し、あらたなパワースポットとなっているとか。