夕方、2階のベランダからふと下を見たら、とことこ歩いているのは、
ジャッキー。
ふだんは暗いところで座っている姿しか見ないけど、全体像はこんな猫。
(設定を間違えたコンパクトカメラで、かなり遠くから撮ったため、画像不鮮明ですが…)
「ジャッキー・タン」の名の由来は、この中途半端に短い尻尾。
おやあ? 道の真ん中でくつろいでしまったぞ。
と、そこへ…
見るからに無防備なコマ吉がするするとやってきて…
あいさつ!
えー、きみたち、ずいぶん仲良しじゃないか。
コマがちょっとふざけても…
ジャッキー、泰然自若としております。
コマちゃん、くるくるまとわりついて…
背中なめてあげたり。しばらくすると、
やおら立ち上がったジャッキー。
ゆっくり歩き出すと、コマも三歩あとからついていく。
なんかボスと秘書みたいな感じ。
このあとどこへ行ったかわからなくなりましたが、暗くなるころにコマが帰ってきて、ジャッキーはベランダの定位置に座っていました。
猫っていうのは、基本的に群れをつくらず、親子以外は単独で暮らす動物ですが、よその猫と「縄張り争い」以外の「お友だちづきあい」みたいなものが、まったくないわけではないらしい。
明るい時間帯によそ猫を観察できることは少ないので、これはなかなか貴重な例ですね。
好奇心イッパイで人見知りをしないコマ吉は、ニュートラルで未成年だから、ジャッキーとしても縄張り争いの対象外ということで、このフシギな友好関係が成り立っているのでしょう。
いまのうちだけ、かな。
本日の「いいね!」
Dance in Trinidad: Moko Jumbie On 9-Foot Stilts
トリニダッド・トバゴの竹馬ダンサー。
高いところから村を見下ろして守ってくれる神様の姿をあらわしているとか。