閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

中国版2冊

2020-06-09 15:12:31 | お知らせ(海外版)

「いそげ!きゅうきゅうしゃ」と「おはよう!しゅうしゅうしゃ」(偕成社)の中国(簡体)版ができました。ペーパーバックです。

 

これでのりもの絵本シリーズが10冊そろったので、セット販売のケースも新しくできました。
出てくる乗り物がちりばめられていて、楽しい。
「600種車輌大集合」「15種工作全体験」「中国簡体版売上突破100万冊」
えーと、これらの数字はよくわかりません。600種って、何をどう数えたんだろう。
そして、このスケボー兄さんは、なぜここに?(笑)

 

ちょい役からの大抜擢に、みんなびっくり。
ついでに、ケース左上方の女の子は、どこに出てくるか、わかりますか?
(正解は、次回に!)

 

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マカダムローラーについて

2020-06-09 14:30:28 | Q&A

出版社経由でお問合せをいただきました。

絵本「みんなで!どうろこうじ」で、最初にマカダムローラーが出てくるときと、2回目に出てくるときでは、乗っている場所が変わるのはなぜですか?
よく見るとハンドルも2つですが、息子に質問されても答えられず…。

わあ、マニアックなご質問が来ましたね~。2歳の坊やも、よく見てるなあ。

マカダムローラーというのは、いわゆる「ロードローラー」の一種です。道路に敷き詰めた砕石を押し固めるのがお仕事。
この見るからに重そうな鉄の車輪が2つ+1つの三輪車タイプがマカダム式、前後に1つずつのがタンデム式、というのだそうです。
タイヤがついたのはタイヤローラーといって、マカダム君のあとに仕上げを担当します。片方が鉄、片方がタイヤだったら、コンバインドローラー。

さて、マカダム君が「最初に出てくるとき」というのは、14-15ページの…

ここ。
そして、「2回目」は、26-27ページの…

 

ここ。
あ、ほーんとだ。ハンドル2つある。1回目は右側、2回目は左側にすわってる。

ローラーというのは、この大きさで、この車輪ですから、むこうまで行ってぐるっとUターン、というのが難しい。前進と後退を繰り返して作業をするわけですが、運転手さんが真ん中に乗っていると、左右の車輪の陰になる部分が見えにくいんですね。だから、これくらい大型のローラーでは、運転席は2つあって、道の右端に寄るときは右に座り、左端に寄るときは左に座る。
ということでした。なるほどー。(わたしも知らなかった)

10年前に出た絵本ですが、ぱらぱらめくるたびに、「あれ? ここは、こうだっけ?」「こんなのあったっけ?」と、何かしら発見するものがあります。

焼き鳥屋さんの看板、前から「鳥の巣」だったっけ?
しばらく見てない間に、店が変わったんじゃないかと、一瞬思ったけど、まさかそんなことはないか。
(しまっておいた日本人形の髪の毛が伸びる、的な…)

 

 

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