すっかり色が濃くなった紅子さんと、
いまが盛りの天城甘茶。
クチナシも咲き始め。
これも一枝の挿し木から育てたもの。今年は尺取虫にだいぶかじられたけれど、それでもつぼみは15個くらいある。
香りのよい花木が庭にあるのは、いいな。
雨でも元気なアスチルベ。「スポットライト」だったっけ?
フランネルフラワーが、ふわふわの種になっていた。
園芸種でも、種のできる植物が好き。かってに増えてくれればもっと好き。
(単なる怠け者ともいう)
ガザニア。和名をつけるとしたら「勲章菊」だな、と思っていたら、本当にそうだった。
ペチュニアとか、サフィニアとか、南米原産のナス科の花が、前からどうも苦手で…
山間部で日照が不足なのか、土が合わないのか、植えても短期間で駄目になることが多い。このぺらぺらした花は雨に弱く、たちまちぺしゃっとして見る影もなくなってしまう。そもそも地植えには向いていないのだろう。
ペチュニアは和名を「つくばね朝顔」という。朝顔とは似て非なる不透明な色で、それも苦手の理由かも。
濃い色も、クリーム色を合わせると、少しはいいかな、と思って、試しに。
3週間前に移植したばかりのアナベルが、ひょろひょろながらも、元気に咲きました。嬉しい。
そしてこちらは、新入りさんの「ピコティ・シャルマン」。
ほんのりスモーキィピンクに一目ぼれして。
この子は、来年からが楽しみ。
本日のゲスト。
えーと。きみは、誰だっけ?
ある日。
車が壊れたので、しかたなくバスで出かけることにする。
すぐ前の道を通る路線バスで、ここに住むようになった当初は唯一の交通手段だった。でも、車の免許をとってからは、バスはほとんど利用しなくなった。最後に乗ったのはもう20年以上前。小学生の下校の付き添いだったかな。
久しぶりのバスで、驚いたのは、乗り心地が良くなったこと。走行がスムースで、振動も少ない。音も静か。記憶にあるバスのイメージとだいぶ違うし、外から見た印象とも違う。ふだん乗る車より座席の位置がうんと高いので、窓からの景色が新鮮に見える。
30分あまり乗って、料金は790円。たくさんの硬貨をいっしょうけんめい数えてじゃらじゃらと入れる。途中で乗り降りした人を含め、乗客は4人だけだった。都会のバス賃に比べればかなり高いけれど、コストを乗客の数で割れば、それくらいになるんだろうと納得する。運転手さんにお給料も払わなければならないし。
雨模様の平日の午前中。駅前は閑散として、閉まっている店も多い。開けているところも、入り口の真ん中だけ、申し訳程度に物を並べて、人の姿は見えない。
飲食店に「お持ち帰り弁当あります」と、ダンボールにマジックで書いた看板。「煮魚弁当」の文字から、美味しそうなものが何も想像できない。見えるのは、苛立ちと、あきらめと、やり場のない怒りのようなもの。
前後20メートル以内に誰も歩いていないので、マスクはずそうかなと思ったけれど、人の顔を見てあわててマスクをつけるのも失礼のような気がするので、やめておく。
英語では仮面も覆面もマスクというけれど、日本ではマスクといえばまず医療用をさすのがふつうだ。だから日本人はマスクをすることに心理的な抵抗がないのだな…ということを考える。「外出時は仮面をつけなさい」とか「覆面をしなさい」って言われたら「え~~」と思うでしょ。
休業なのか廃業なのか、シャッターを下ろした店先で、雨をよけながら、壁に同化したように座り込んでいるホームレス風の人。パトカーで来た警官が二人、かがみこんで、まっ白なマスクごしに話しかけている。
用事をすませ、帰ろうとしたら、帰りのバスまで1時間半もある。もともと少ない本数が、コロナの影響でさらに減っているのだ。
時間をつぶす場所もないし、どうしようかと家に電話したら、Mが迎えにきてくれた。
車の壊れたとこは、ガムテープと針金で補修してあり、左カーブのたびに異音がするので落ち着かない。エイリアンが宇宙船の横腹にとりついて齧っているみたいな、じつに不気味な音である。
本日の「いいね!」
No one ever said animating was safe.
エンドレスな仁義なき戦い。
もうひとつ。
Penguins take accidental selfie after finding camera in Antarctica
コウテイペンギンに見下ろされる。このアングルは、なかなかないですね。