お山のリンドウを見に行くガイドなしツアー。
本日のお供はコマ吉…ですが、入り口のあたりにノイバラやモミジイチゴなどとげのあるものが生えていたせいか、たちまち肩に乗ってしまい、断固として降りない!
ただでさえ足元が危ういのに、しっかり爪を立てる5キロの猫をかついで山道を歩くのはなかなか大変。
日があたると開く性質のため、西向き斜面でこの花を見られる時間帯は限られている。
しかも、この色が、日なたでは飛んでしまってうまく写らない。
「重い~っ!」と、ついにおろされました。
ほんとはもっとキレイな青色なんだけどなあ。
(うちのプリンターでは、これを印刷すると紫になってしまう。青系の色って難しい)
なんかこのへんが気になるんだなー。
(帰るよ!)
コウヤボウキの花。ひとつだけ。
画像、さかさまではありません。たいていこのようにしだれて咲いている。
よくよく見ると、たしかにキク科。栽培菊の「管物」というのに似ている。
大きさは五百円硬貨ほどしかないけれど。
高野山でこれを箒にしたというのは事実なのか、前々から疑問に思っていたのですが、正倉院宝物の中にある「子日目利箒(ねのひのめとぎのほうき)」が、たしかにコウヤボウキの茎で作られているとのこと。宮内庁のサイトで画像を見て、納得しました。
とてもきれいな形の手箒。悪いものを「はらう」意味の儀式的なもので、実用品のお掃除道具ではないのだろうな。
畑の大根の芽が出た。
名前が…(笑)
Mのおみやげ。北海道の「流氷珈琲」と、山口の「松陰先生の志珈琲」。
わたしがコーヒー好きなので(一日一回しか飲みませんが)、行った先でこういう「ご当地コーヒー」を見つけると買ってきてくれる。もちろん北海道も山口も、コーヒー豆の産地ではないけれど。
松陰先生のは「志を立てたら飲もう」と書いてあって、立てないでも飲んでいいかどうか迷う。
そして、また出かけたMが置いて行ったメモ。
気をつけましょう…と言われてもねえ。
百年くらい前からこの半島に熊はいないと言われていたが、ここ数年でいくつか目撃情報があり、まさかねえと言っているうちに、実物が相次いで罠にかかり、いることが確実になったのです。
迷い込んだというよりは、すでに生息しているらしい。しかも、暖地なので冬眠せず、一年中活動している可能性があると。
獣除け柵は、鹿と猪には有効だが、猿と熊とゴジラは防ぐことができない。さてさて、どうしたものでしょうか。(と言ってもねえ)