赤い実のいろいろ。
サルトリイバラは、今年も実がたくさん。とげ&つる植物なので管理がむずかしい。
ヤブコウジ。
ミニミニサイズのチェリーみたいな実。ただし味はありません。
標準2つ、多いのは4つ?
フユイチゴ。
カマツカの実も、ひっそり赤くなってきた。鳥は食べるのかな。
朝、窓を開けると、ヤマガラがぱらぱらと飛んできて、「ゴハン?」というようにこちらをうかがっている。あきらかに学習能力があり、記憶力もある。去年来ていた子だとすれば、半年以上ブランクがあっても覚えているということだ。
お接待の準備はしてあるけど、もうちょっと待ってねー。(と、会話ができたらいいのにな)
ヤブムラサキ(たぶん)。
普通のムラサキシキブの実はもっと早くに色づき、すでにほとんどなくなっている。
実のサイズがやや大きいだけでなく、萼も大きいし、葉も大きい。
全体にこまかい毛におおわれていて、葉っぱをさわるとビロードのような柔らかな感触。とても気持ちがいいので、通りすがりについつい触って、にんまりしてしまう。
カリンの実、そろそろ落ちてくるかな。
ナンキンハゼの実。殻が割れて中の白い実がのぞいたところ。
脂肪分の豊富な木の実は、鳥さんたちの大事な食べもの。
タカサゴユリのシードポッドと、風に飛ぶ薄くて軽い種。
ツリフネソウ。ぷっくりふくらんだ実をさわると…
ぱちっ! くるくるりん。
昨日の朝焼け。逆さま三日月と、その上に明るい星がひとつあった。
朝焼け小焼け、
ひつじかいの気がかり。
夕焼け小焼け、
ひつじかいの後生楽。
(北原白秋訳「まざあぐうす」より)
日本語の「夕焼け」に相当する英単語がない、という話を前に書いたと思うけれど、マザーグースを見てみたら、" Red sky at night " と " Red sky in the morning " で一対になっているのだった。
赤い空。まあたしかにそのとおりですけども。
日本語では一語ですんでしまうから、「小焼け」をつけないと間がもたないのね。
そして、羊飼いの予報どおり雨になる。
急に気温が下がり、季節が先に進む。ストーブの試し焚きをしたら、たちまちうちじゅう暖かくなった。