(タイトルに関連した画像はありませんのでご心配なく!)
桜バトンは最後の八重桜まで渡りました。
アケビ(五葉)の花。こちらがレディース。
アンド、ジェントルメン。
(距離があるので一緒に写らない・笑)
古い家の庭で咲くブルーベルたち。
山桜が大きくなりすぎて日陰になるので、移せるものは移したけれど、いまだにフリージアやクレマチスが1本2本、ひょろひょろと出てくる。
毎年葉っぱが2枚出るだけのチューリップもあるが、どこに埋まっているのかわからない。
ブルーベルはほっといても機嫌よくしているから、このままでいいでしょう。
姫ちゃん、おはよう。恒例のフライング咲き。
トキワアジサイ(カラコンテリギ)は、いまごろから咲くのが普通。
ヒメハギを見に来たら、すでに時期が遅く、かわりにこれが。
タツナミソウ、かな? コバノタツナミ?
この場所で見たのは初めてだけど、今年初めて咲いたわけではないよね。
(足元が急傾斜なうえ、肩にコマ吉がしがみついて爪立てているので、ピントが合わない)
生えちゃいけないところに生えるのがお約束。タケノコ七重の塔。
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そうそう、蟻の話。
朝食後に2階の自室に入ったら、蟻がいたのです。
名前は知らないけど、よく見る普通の蟻。うんと大きくもないし、極小でもない、5段階で下から2番目くらいのサイズのが20匹ほど、床をうろうろ、うろうろしている。
この部屋にはときどきキャットフードの粒がころがっていたりするから、蟻が来る可能性はある。でも、春のいまごろというのは珍しい。
それに、整然と列をつくって行き来しているわけではなく、みんな戸惑ったように右往左往しているのが、なんとなく変だ。
まるで、誰かがこっそり持ってきて、ぱっとまいて立ち去った直後みたいに。
とりあえず箒とちりとりを持ってきて、掃き集めてベランダから捨てた。
よし、いなくなった、と思うと、また20匹くらい、どこからともなくあらわれる。それをまた掃いて外に捨てる。
そんな調子で、全部で100匹以上捨てたかもしれない。やがて、ほんとにいなくなったようなので、ねんのため、窓のサッシの外側に「アンチバクテリア」という怪しげな名前のアロマスプレーを(気休めに!)たっぷりまいておいた。
時期的には、冬眠から目覚めて活動を開始する頃だけれど、この群れは、何のためにはるばる2階まで上がってきたのか、それが謎。
昆虫の考えることはまるでわからないが、特に蟻はわからない。指揮する者はいないのに、なぜ集団で同じ行動をとることができるのか。どうやって意思疎通をし、情報伝達をし、役割分担をするのか。意思なんてものはそもそもないのだろうか。
わかってどうなるものでもないけれど、多少なりとも接点のある相手なので、その習性とかメカニズムとか、知っておきたいじゃないですか。今後のためにも。「傾向と対策」。相手を知らなければ対処のしようがない。
それから2日間は何ごともなく、3日めに「いないよね?」とベランダをのぞいたら、いました。同じ蟻。壁に沿って、右へ行ったり、左へ行ったり。
しかし、どうも始点と終点がはっきりしない。1匹を追跡したら、途中でUターンして戻ってきた。どこへ行くのか、蟻自身にもよくわかっていないようだ。はて。
ベランダには、部屋から出られる猫ドアがある。取り付け位置がちょっと高いので、踏み台として間伐材の丸太を切ったものが置いてある。
その丸太を動かしてみたら、蟻が渦巻くようにいっぱい出てきて、うわー、となった。
雨ざらしなので裏側が朽ちて柔らかくなっている。どうやらそこを掘って巣を作っていたらしい。
人間界ではタワーマンションの上層階に住むのがステイタスとか言うそうだけど、蟻も高いところがいいのかしら。最近よく大雨が降るから、地べたより安全と思うのかもしれない。
しかし、ベランダには丸太の他に何もない。食糧調達には下まで降りているのだろうか。室内で迷っていた連中は、あらたな餌場探しに派遣された探検隊だった、とか?
わたしは蟻さんにうらみはないので、部屋に侵入しない限り、そこにいていただくのはかまいませんが。
とりあえず、2階にある「餌」はキャットフードだけなので、管理に気をつけることにいたしましょう。
(コマちゃん、いつもちょっとだけ残すのヤメテ)
夕方の飛行機雲。