原種チューリップ。
何色かあったけれど、結局これだけが残っている。
ほんのり桃色の混ざった薄黄色。好み。
先日見つけたのは、やっぱりタツナミソウのようだ。
花の下に独特な形の実ができている。
こちらは庭のシロバナコバノタツナミ。(たぶん?)
少し増えました。
同じ場所で昨年みつけたツタバウンランとチリアヤメは、今年はどうしたかしら。
花壇のあちこちに山桜の芽が出ている。5センチたらずの小さな芽だけれど、すでにはっきりと桜の特徴が見える。
今年の桜の実はまだ落ちないから、これは去年の実が冬を越して芽を出したもの。毎日、10本、20本と抜いても追いつかない。
ほんとはそれぞれ大きな木になるまで見ていられるといい。しかし、すでに何本もの山桜に囲まれている庭で、あらたに木を育てる余裕はないし、抜かずにほうっておけばたちまち花壇が花壇でなくなってしまう。
山桜は成長が早いとはいえ、これが花を咲かせる頃には、わたしはいない。そういうことを、この春はたびたび考える。
生まれてからずっと、もうずいぶん長いこといたので、いなくなるってどんな感じなのか、想像がつかない。本人がいないんだから、感じも何も、ないんだろうと思うけど。
もしかしたら、いなくなっても、気持ちだけそのへんにふわふわしていて、桜の芽を見たり、あじさいのつぼみを見たり、オオルリの声を聴いたりと、今とあまり変わらない日々を過ごしているかもしれない。
何を食べようとか、何を着ようとか、髪が伸びたとか、歯医者に行かねばとか…あれこれ思いわずらうことなしに、移り変わる季節を眺め、育っては枯れ、朽ちてはまた芽吹くものたちを、ただ黙って眺めて、こっそり笑って。
エビネ。らしくないけど、エビネです。
本日のコマ吉。
リスか、きみは。
この夏で7歳になるコマ、さすがにあまり高い枝には登らなくなった。
本日の「いいね!」
ちょうどいまがシーズン。