6月。モネのカレンダーは「睡蓮」まで来た。
しかし、梅雨入りしたと思ったら、すぐ台風がきて、河川の氾濫に、土砂災害とは。この先が思いやられる。
雨がたくさん降り、風も吹き荒れた。
2日前にコスモスの苗を植え替えたばかりだったので、みんなだめになってしまったかなと、あきらめ半分で見に行ったら、10センチほどのひょろひょろ細いのが、ひとつも倒れもせず元気にしていたので、驚いた。
大きな栗や朴の木は、小枝がちぎれて落ちるほどの風だったのに。
桑の実。
先日、何年ぶりかで行ったレストランで、デザートにモッツァレラチーズに地物の蜂蜜をかけたものが出た。黒紫色の果実がのっていて、ラズベリーですかと聞いたら「桑の実です」と。丸々とした大粒の実だった。
わが家では、桑の実はジャムにする以外の使い方をしたことがなかったので、ほう、と思い、帰ってから真似をした。
うちのは山桑だから小さいけれど、なるべく大きいのを選び、軸の部分をはさみでちょんちょんと切り、蜂蜜をからめてしばらく置く。
ありあわせのプレーンヨーグルトにのせると、ジャムとは違うさっぱりした生の食感が楽しめて、なかなか良い。桑の実がすこしだけ採れたときは、お試しを。
八重咲どくだみ。
ときどき、何になりたいのかわからない子もいますが。
紅子さんも見ごろに。
山あじさい系は、こまかい花がぽろぽろ落ちるので、切り花には向かない。
地味ながら、色の変化が長く楽しめる<天の川>。
えーと、アナタ、誰?
右は、前からいるヒメアジサイ。
左は、その下に知らないうちに生えたもので、背丈40センチくらい。ヒメアジサイがふえたと思ってそのままにしていたところ、花が咲いたら、違うのです。
山あじさい系に見えるけれど、花も葉も、他のどれとも違うのが謎。
真ん中の細かい花は種子ができるから、自然交雑することもあるというけれど…
もしかして、新しい品種ができた?
ヒメジョオン。
ハルジオンにくらべて、すっきり涼し気な感じ。
山桜のさくらんぼ。
黒く熟したのは、あまり甘くないけど、ほんのりアメリカンチェリーっぽい。ソメイヨシノやオオシマザクラだと、もう一回り大きい。
2個も食べると舌が黒紫に染まってホラーになるので、人に会いそうなときは食べてはいけません。
本日のゲスト。
モリーさんのおたまが孵化しました。
枝に卵をみつけてからちょうど1週間。
火鉢組と…
コンテナ組。もうひとつ、亀池組もある。おたま保育園。
ぱらぱらとしか写らないし、動くから数えられないけど、たくさんいます。
全員元気に育ってほしいけど、カエルだらけになったらどうしましょ。
これまで山奥にしかいなかったモリアオガエルが、人家の近くで産卵するようになったのは、ツバメのように人の保護をあてにするようになったからでは、という説を読んだ。進化か。
温暖化で雨が多くなり、両生類の好む湿った環境が人里までひろがってきた…とすれば、あまり喜べないなあ。
ついでに、本日のコマちゃん。
こっち向いて歩きながらあくびしないで怖いから!
「ふえ~い」