閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

野菊など

2023-11-06 12:09:26 | 日々

朝の流れ星…ではないです。できたての飛行機雲。
ちょうど左側から朝日があたって、とてもきれいだった。

 

野菊(ノコンギク)。
駐車スペースのコンクリートに沿って2メートル×30センチの隙間に、これがぎっしり生える。条件さえ合えばたいそう丈夫な植物で、地下茎でどんどん増え、切っても抜いても生えてくる。
いっそ「植えてある」ということにしようと、他の草をなるべく取って、ここを野菊専用スペースにした。
しかし、野草は野草、ほうっておくと丈がひょろひょろ伸びて下が空き、花は咲くけれど見栄えがいまいち。今年は考えて、春から3回剪定し、ついに膝の高さでたくさん咲かせることに成功した。これなら栽培菊に負けないでしょう。
(でもこれは結果オーライというか…来年も同じように出来るかどうか怪しい)


しきりと鳴いているジョビ子さん。

 

ここ。(遠すぎるって・笑)

 

お隣のサキシマフヨウと、お手玉のように可愛らしい落花。

 

なにかの枯れ葉。みごとな虫食い。

 

アキノタムラソウと、エノキグサ。
苺畑にたくさん生えたエノキグサをほうっておいたら、黄葉して不思議な色合いになった。

 

フジバカマの草むらに、アサギマダラが1匹、長いこと来ていたが、花も終わりに近づき、ここ数日は姿を見かけない。
ふと下を見ると、こんなものが。クモの卵嚢(卵のいれもの)ですね。クモの種類によって形が違う。これは誰のだろう。

<追記>
よくよく見たら、このちょっと上に「おかあさん」がいて、お名前わかりました。
オオトリノフンダマシ。
見たことないと思ったら、網を張るのは夜だけで、昼間は葉裏などに隠れているんだとか。
名前だけでなく姿かたちも非常にユニークで、画像は上げないでおきますが、縄文時代の遮光器土偶の頭みたい、というか、名前ナルホドっていうか…。
気になる方は各自検索してみてください。

 

庭のはずれの、大きな切り株の上に、鳥用の水飲みを置いている。
先日、それを持ち上げたら、下のくぼみにいた、この子と目が合った。
冬眠場所に決めたのか、いつ見ても、ここにいる。
でも、冬眠にはちょっと暖かい。起きようかな、どうしようかな、という顔。

そして、水飲みの隣には、バードバス用の皿(水浴びに利用されたところは見たことがない)を置いているんだけど、その下にはムカデさんが住んでいることを発見してしまった。

 

本日のクレ坊。

ベランダにて。この2つの鉢も「おうちパチ子」候補。

 

昨日の夕空。

 

本日の「いいね!」

Kandovan Village: A 700 Years Old Rocky Village In Iran

イラン北西部の岩山を削って作られた村。700年以上の歴史がある。トルコのカッパドキアが有名だが、現在も人が住んでいるのは世界でここだけとか。
タワーマンションが人気なのは、こういう岩の洞窟に集まって暮らすと安心だというヒトの本能によるものだろうか。

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リンドウ

2023-11-04 12:28:16 | 日々

お山のリンドウを見に行くガイドなしツアー。
本日のお供はコマ吉…ですが、入り口のあたりにノイバラやモミジイチゴなどとげのあるものが生えていたせいか、たちまち肩に乗ってしまい、断固として降りない!
ただでさえ足元が危ういのに、しっかり爪を立てる5キロの猫をかついで山道を歩くのはなかなか大変。

 

日があたると開く性質のため、西向き斜面でこの花を見られる時間帯は限られている。
しかも、この色が、日なたでは飛んでしまってうまく写らない。

 

「重い~っ!」と、ついにおろされました。

 

ほんとはもっとキレイな青色なんだけどなあ。
(うちのプリンターでは、これを印刷すると紫になってしまう。青系の色って難しい)

 

なんかこのへんが気になるんだなー。
(帰るよ!)

 

コウヤボウキの花。ひとつだけ。
画像、さかさまではありません。たいていこのようにしだれて咲いている。

 

よくよく見ると、たしかにキク科。栽培菊の「管物」というのに似ている。
大きさは五百円硬貨ほどしかないけれど。

高野山でこれを箒にしたというのは事実なのか、前々から疑問に思っていたのですが、正倉院宝物の中にある「子日目利箒(ねのひのめとぎのほうき)」が、たしかにコウヤボウキの茎で作られているとのこと。宮内庁のサイトで画像を見て、納得しました。
とてもきれいな形の手箒。悪いものを「はらう」意味の儀式的なもので、実用品のお掃除道具ではないのだろうな。

 

畑の大根の芽が出た。

 

名前が…(笑)

 

Mのおみやげ。北海道の「流氷珈琲」と、山口の「松陰先生の志珈琲」。
わたしがコーヒー好きなので(一日一回しか飲みませんが)、行った先でこういう「ご当地コーヒー」を見つけると買ってきてくれる。もちろん北海道も山口も、コーヒー豆の産地ではないけれど。
松陰先生のは「志を立てたら飲もう」と書いてあって、立てないでも飲んでいいかどうか迷う。


そして、また出かけたMが置いて行ったメモ。
気をつけましょう…と言われてもねえ。

百年くらい前からこの半島に熊はいないと言われていたが、ここ数年でいくつか目撃情報があり、まさかねえと言っているうちに、実物が相次いで罠にかかり、いることが確実になったのです。
迷い込んだというよりは、すでに生息しているらしい。しかも、暖地なので冬眠せず、一年中活動している可能性があると。
獣除け柵は、鹿と猪には有効だが、猿と熊とゴジラは防ぐことができない。さてさて、どうしたものでしょうか。(と言ってもねえ)

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「三日月島のテール」サイン本

2023-11-03 20:57:48 | サンゴロウ&テール

「三日月島のテール」の著者サイン入り5巻ボックスセット。
前回好評で完売しましたので(ありがとうございます!)、クリスマスシーズンに向けて再登場。

おもとめは絵本ナビさんで。25セット限定につきお早めにどうぞ。

https://www.ehonnavi.net/shopping/item.asp?c=5103046830

(サインは1巻『ドルフィン・エクスプレス』のみです)

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