理解と無理解を追いかけた
僕の夜の幻想は
明かり白む朝のいのちに絡め捕られる
了解を得た2月の皮膚への冷たさは
正気を纏って雪にもぐった
風の装飾に村人はダンスを踊り
白く青いカーテンへ隠れるように
囁いた 或いは耐え忍んだ
時は 意味もなく夕焼けを破壊して
炙られた真理を映し出した、朝の思惑に 形を失って
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夢が夢を追いかけながら
陽の降り注ぐ水辺で
はしゃいでいる
時おり鳴くきりぎりすが
淡い文化の香りを
漂わす
難解な朝も
単純な夜も
透明な欲望に絆されて
いつかの永遠を捕捉しては憂う
真空パックされた歌を絞り出すように . . . 本文を読む