水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

たとえあなたが消えても

2017年09月26日 04時06分38秒 | 現代小咄
空の彼方へ 詩は ひとつの憂いをまとって 途切れ途切れに 信号を飛ばす ぽつり、ぽつり そこには女子高生の高鳴る胸があって、そして空があって、さらには高みがあって 誇りを持って放つ悲痛を、知っているあまりに、あまりある予感を飲み込むように、皆で青春を製造した。 あれ? 問いを発しては、倒れ込むゴールラインはどこに消えた? ああ!あの空の向こうのあなたの幻影を追いかけるの 永遠を手に入れるまで  . . . 本文を読む

女子高生は空を旅して

2017年09月26日 03時51分04秒 | 詩編
何か ぽつりと降る 女子高生の悲哀 あ、 悲哀なんて不似合いな響き 言うんじゃなかつた… 何でも、 心のありかを訪ねたいんだって? いいよ… 僕らは真理を知っている… 女子高生は空を飛ぶってこと 数多の空に解き放たれた朝の台詞を並べ立てて 詩は、絶やされる 彼女たちの笑みに 静かなる反抗を 重ねてゆくのなら… . . . 本文を読む