チエちゃん家には、夏の定番めん料理「冷し麺」があります。
これは冷し中華のパクリ、代用料理なのですが、
おじいちゃんのオリジナル麺です。
あの頃、生の中華麺は市販されておらず、手に入れることが難しかったため、中華麺の代わりに冷麦を使い、和風のたれをかけていただく、冷し中華もどきをおじいちゃんが考え出したのです。
冷麦は普通に茹で上げます。水で洗い、よく冷して、ざるにあげ、水切りし、お皿に盛り付けます。
その上に、きゅうりの千切り、錦糸卵、ハムまたは焼豚など、お好みの具をのせます。
アクセントにトマト、わかめなどをトッピングします。
秘伝(!?)和風オリジナルのたれは、1人前
砂糖、酢、醤油、水、各大さじ1を混ぜ合わせ、コショウ少々を入れたものです。
お好みで、ごま油、ラー油を入れてもよいでしょう。
チエちゃん家では、家族中でこの冷し麺が大好きで、食の細いおばあちゃんもおかわりをしていたくらいです。たれには、油系が入っていないので、必ず錦糸卵を入れることが、ポイントです。
おじいちゃんの味は、お母さんに受け継がれ、お母さんからチエちゃんに伝わったはずなのですが・・・・・
秘伝(!?)だれの割合をそれぞれ1:1と教わったのに、微妙なさじ加減で、なかなかおじいちゃんの味に近づけないのでした。
ちなみに、写真は本日の昼食です。