秋にしては暖かい日がありヤブ蚊がまだ飛んでいますが、一週間ほど前からアキアカネと思われるトンボが庭にたくさん飛び回っています。小さな森は新潟駅から歩いてくると高層マンションが途切れ、突然郊外に入ったと思うところに位置しています。歩いて10分ほどで鳥屋野潟がありますのでそこから飛んでくるのでしょうか。
街路樹も紅葉が始まりバラも今年最後の美しさです。
来年はどんな品種と追っかけてきて随分楽しんできましたが、今年もタグを書き始めました。鉛筆の出番です。時間を見つけては書きますが書き終えるころにはERの入荷が始まり、植え付けや発送と楽しい日々が続きます。
苗木のどこに素敵な花を咲かせる力があるのか、植物結構すごいです。
品種によって水も肥料もお日様も求めているものが違い、違うことが素晴らしくてパズルを解く楽しみが新品種にはあります。
お店の後ろに集めてある不良在庫に見える、長い間鉢植えだったバラたちもう少しで農場に植えつけますから待っていてください。これまで随分枯らして来ましたが、一つの品種には育種家皆さんの、人生を捧げた花たちの物語を想像しながら暮らせたらと願っています。