五月に入ると庭の花たちも主役が交代して、早春の野草から葉物に。大型のギボウシも葉を広げて来ました。植え替え後も順調に回復して鉢の中で窮屈な感じはなくなりました。根づまりしていると水もうまく吸い上げられないので葉といえど本来の形で広がることが出来ずに美リーフにはなれません。葉の模様を楽しむ、園芸上級者の庭に有る、どうやって希少品種を手に入れたのかと感心するお庭に出会うとうれしく思うのは私だけでは無いでしょう。
晴天が続いて乾燥しています。葉が茂っている鉢は少々の雨でも葉が濡れるだけで鉢の中は乾いたまま、全部の鉢が同じように渇くわけでもないので一鉢づつ見て水を与えるか判断しながらなので今のところ時間がかかる。植え付けたばかりの物は花瓶にさした状態なのでバラが水を吸い上げるというよりは土が乾きすぎないようにと考える。少々の乾燥とたっぷりの水を繰り返しながら根が伸びていくので加減します。気温と成長具合を見ながら一鉢づつ見極めながら水やりをするとスリーブになったり、新葉の下葉が一枚づつ黄色になり落ちる事はないでしょう。
みんな同じ管理は間違いの元、品種や成長具合が違うから個性、同じだったら工夫も必要ない。手間暇難しいから楽しい。昔話ですが先輩の園芸店仲間に育て方を聞きながら、売れ残りの鉢花を植え替えしたりで年間を通じて栽培してわかるコツでした。本だけでは地域差、気候差が必ずあります。だからやっぱり上手く育てば全て正解。