ご来店有難うございます。
今日はオーダーメイドの講習会・バラ・植え替え編
鉢植えから鉢植えへの植え替えです。参加者さんは二名じっくり聞いてください。
本格的な適期は新潟市は11月下旬です。目安は葉が寒さで黄色くなり始めてからです。
まず冬剪定します。
鉢から抜くのは、横に倒しブラ鉢なら脇を押し鉢土に隙間を空け抜きます。
鉢底から根が出ている場合は事前に綺麗に切り取ります。
土を丁寧にほぐしていきます。コガネムシの幼虫や根切り虫も除きます。
接ぎテープが根元にあったら取り除きます。
鉢の底には赤玉土の大粒を鉢の深さの二割ほど入れます。水はけをよくするのと地面からの熱の遮断と鉢穴から用土が水やりで抜け出にくくする為です。軽石は拾うのが面倒なので使いません。
バラの土
半分程度土が入ったところで元肥のマグアンプK大粒軽く一握り、根の間に土が入るように棒で突き固めながら鉢の高さの五センチ下まで用土を入れます。土入れここは時間を使い丁寧に根と根の間の隙間を埋めます。作業後丁寧に根が乾かない様に水やりします。
小さな森ではいろいろご意見が有るようですが、接ぎ口の根元からのシュートが出やすい様に用土を接ぎ口が埋まるように多めに入れています。
気持ち深植にすることで地上部に出た太い部分を土で覆えるのでカミキリムシの被害を減らせます。
品種名のラベルを細い枝に取り付けます。
小さな森で裸苗を植えつけた物は、そのまま周りの土を三割ほど落とし新しい土を入れ植えつけます。今回は他のナーセリーから仕入れた苗を植え変えました。
他店で購入の場合は株元の用土を確認します。根を束ねたままになっている場合が有りますので四方に広げて植えつけ直します。元の用土が悪く良くないと思ったらざっと落とし植え付けます。根を洗う必要はありませんがピートモスやヤシの粉なら良く落とします。癌腫が出ていたら切り取ります。
植え替えた残土は根や雑草を取り除きバーク堆肥などを混ぜ草花に使用できます。
サミーはお店で声がするとドアに張り付いてます。
参加したいそうです。
今朝のボーダー花壇
何時雪が降っても良い様に用土や鉢の準備はお早めにどうぞ。
ご来店お待ちしております。
最後までお付き合いいただき感謝申し上げます。
