結婚して農場の管理人になる予定が、街中で会社の電話番代わりの園芸店を始め、一周回って娘がバラ栽培を畑でしています。
栽培と言っても苗を購入し販売と鉢植えにしネット販売です。
40年前に畑でのんびり絵を描きながら暮らせるーーと考えていました。
子供の頃から園芸が唯一続けていた趣味、定年後販売者より趣味家が幸せそうに思えました。持ち帰るときの後ろ姿が幸せそうに見えてました。
仕入れ販売管理と経理忙しいわりに自分が楽しんでいられない。
当たり前です。仕事ですから。
介護の為に地元に戻ってきた同級生、絵は描き続けている話をしていました。キャンバスに向かうことは出来なかったけれど畑に野菜や花の絵を描き続けています。引っ越しの時に高校生の時の道具が押し入れから出てきました。
娘たちと旅の思い出も美術館巡り、花たちが何時も背景に写っています。
芙蓉の花の凛とした蕾や真白の薄い花びら、今年も会えました。
振り返ればとてもハイスピード、姉が「嫁いで43年とても速かった。」「両親や多くの人を見送りました。」母が亡くなったお彼岸です。早いです。もう6年経ちました。語り合うことが供養かしら。
多くの物を造り壊し夢だったのんびりバラ園造り「この位置にたどり着き、振り返ればとても速かった。」互いに日々を大事に暮らそうと話し家を後にしました。
本日も最後までお付き合い頂き有難うございます。