小さな森の薔薇

毎日更新 薔薇の庭を手造りしながら架空居酒屋「菜園亭」は家庭菜園の新鮮野菜で楽しみます。

ブログ6000日達成

2022年08月22日 05時22分07秒 | 暮らしと庭仕事

 

新潟から東京の次女に向け家族の様子や日々の作業を伝えるために書き綴ったブログが始まりです。

皆様のお陰で6000日まで歩いて来ました。

読んで頂いた方々に心から感謝申し上げます。

あらためて自己紹介、結婚後8畳一間の義母が使っていた盆栽小屋で園芸店ごっこをスタート。

軽のワゴン1台分を1週間で販売、その5年後2トントラックに販売拡大。

その間に2日の娘を出産子育てと小売業マッシグラ。

当時全国で最初に新潟県で始まった室内園芸装飾士2級の資格を、女性初で取得し鉢植え栽培の植物の楽しみ方の講師業も始めてます。夫1級の1番です。

一人で始めた鉢花販売の一つの目標だった店を40歳で建てました。

仕事は順調に業績も伸ばしてました。

オランダの2002年フロリアードを見に行く直前の激務時代病気で完全半身まひを経験。

旅の途中で死なずに済みました。

その後リハビリの甲斐あり自分の日常程度は不自由無く暮らせるようになりました。

脳梗塞の前に義母が事故で突然亡くなり畑は耕作放棄地化して行きます。

一人になった義父その後認知症が悪化、介護施設や病院4年の介護が終わり、その後色々有り引き受け手の無い耕作放棄地を相続する事に成ります。

この世に生かされて居る身何か理由が有る、争わず時間を掛け相手が納得する提案を弁護士にメールし決着。こんな時に文章を書く事が役に立ちました。

勝利に満足し義弟は亡くなってます。

その直後店脇の道路の拡幅に伴い駐車場数台で運営は無理、私は園芸小売り業を諦めました。

耕作放棄地を相続するに伴い伐採等行政指導を受け、公共工事の造園業を夫廃業しました。

2人とも定年年齢なので気楽に暮らす事を選択しました。

田舎の一等地結婚してから経理担当、固定資産税ざっくり義父の時代から40年で一億超えて?支払ったのを見て考えました。道路の拡幅等のお金で納税も有りましたが毎年の経費は増えるばかりでした。

その後消費税増税。

夫が払うようになってからでもお家が立つ、幾つか敷地合わせて1000坪程でした。

店舗の敷地を売却し耕作放棄地とハウスの整備費を捻出。

娘の時代は全て持ち続けたいとなると30年で1億かも知れ無いとふと思いました。

暮らせ無いわ。

夫と私仕事に明け暮れても達成感を感じれませんでした。

働く意味は納税?。

倒産したようにも見えたらしいが、税理士が絶賛してくれた自分たちの年齢と将来を見据えた絶妙な撤退。

新潟駅まで徒歩15分田舎の一等地、固定資産税が減っただけで年金で暮らせてます。

「バラ園がしたいから手放したい。」夫の取引先の方が買ってくれました。

驚くほどの売却関係の税金で、通帳から大金が消えた日に日本国の国庫の戸が閉まるのが見えた気がしました。

現役時代地方のラジオ番組の園芸相談4年、地方新聞の園芸コラム「花が好き」を3年、地域雑誌の園芸コーナーも2年担当撮影や紙面づくりに参加。その間県と市の園芸アドバイザーと病気後も小売業の園芸商協会の団体長を仰せつかり色々な園芸イベントに関わって来ました。

60歳で自分定年宣言、仕事は娘が引き継いでます。

様々な団体からも脱退、そんな忙しい日々から今の暮らしです。

当初畑を見ながら若い頃やりたかったクラインガルテンが出来たらと考えましたが、長年の経験から世の中変えられるのはもっと若く体力、気力、資金調達力が無いと継続できないと気が付きました。

家族で日々楽しむ事を選択しました。

草取り修行の先に有った、1200坪の荒れ地が綺麗に整備されていく様は人生初の達成感が有りました。

小売業辛いことも有ります。

義父が亡くなった日も実家の母が亡くなった日も何方か入り口に立って居られた。

予約の配達も有りました。プレゼントの胡蝶蘭等は配達指定日で無いと意味が無い場合が多い。

現役世代さんに伝えたい事は健康有っての幸せです。

年齢なりに老化して来ています。

最近堪忍袋の紐が結べない日が有りますが、植物を育て学ぶことも多いです。

観察は思考の遊びに繋がります。

「植物を育てて豊かに暮らす」初めて300人向け講演会のテーマでした。

祖父の「大人に成ったら世の役に立て。」自分は何で役に立てるのかしら。

出来る事を精一杯。

雨風雪にも負けず夏の暑さにも育ち続けるバラたちを眺めて居ます。

見たい景色を種まき、庭を作る。

「花が好き」

 

本日も最後までお付き合い頂き有難うございます。

 

 

コメント (22)
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