先のブログで、白南京と思われる煎茶茶碗を紹介しました。
今回は、瑠璃南京の煎茶碗5客です。
古い桐箱に入っています。
煎茶美術館と書かれた布に包まれています。
5客とも、無疵です。
白抜きで文字が書かれています。
径 5.5㎝x高 2.6㎝
高台内には、「大明成化年製」の記銘があります。
光にかざしてみると、白抜きで書かれた文字がかすかに透けて見えます。やはり、明末くらいの南京手ですね。
煎茶美術館を調べてみましたが、ありそうでありません。
どこかの数寄者が、プライベートに美術館を造って楽しんでいたのかもしれません。それが廃館となって、所蔵品がドッと売りに出されたのでしょう。
とても他人事とは思えません(^^;)
なるほど、「煎茶美術館」というのは、どこかの数寄者が、プライベートに造った美術館の可能性が高いですか。
でも、特製の名入りの布に包まれ、桐の箱にまで入れられて、大切に伝えられてきたんですね。
やはり、そうして大切にされた物は、状況が変わっても、後世に残るんですね。
でも、眺めてみるとほとんど裸の品物ばかり。今から用心箱をしつらえるとなると・・・・気が遠くなります。
さしあたっては、どうしても軸装せねばならない捲り(12本分)があって、資金繰りで首がまわりません(^^;)
昔は相当高価だったろうと思います。
なかなかお目にかかれないもので参考になりました。
この品は小さいので、よけいそんな感じがします。
酒盃にピッタリのサイズですが、下戸の私としては、玉露を入れて飲んでみるつもりです。
相場の事はわかりませんが、煎茶物は伊万里よりもっと下落が激しいです。