プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★美瑛町ア・ラ・カルト

2007-06-14 09:05:41 | 日記・エッセイ・コラム

 北海道を20回近く訪れているが、最近、札幌や小樽へは立ち寄らない。札幌は、本土の都市と大差ないし、小樽もひところと較べると、運河の風情が失われた。コマーシャリズムの波にのまれて、その町自体が持つ本来の魅力を見失ってしまっては、台無しだ。

Epsn0030_4  さて、美瑛の駅前に立つと、まず目に付くのが建物の均衡性。道路が広く整然としており、歩道も広く圧迫感がない。信号機がない交差点が多く不安に感じたが、車は交差点で必ず一旦停止し、歩行者を渡してくれる。最初、呼吸が合わず、1分近く譲り合いお互いに頭を下げて笑った。住む人の心の豊かさが伝わってきた。Epsn0032_4

 写真は、駅前通りの商店街と建物。建物の上方の数字は、創業年の表示。景観条例で、建物の一部に必ず三角形の造作を盛り込むことと、地元産の石材を使用すること等を義務付けている。住宅なのか店舗なのか見分けが付かないカラフルで個性的な建物も多い。Epsn0002_10

 ある家の鮮やかな花に誘われ、庭を覗き込んむと、アニメのキャラクターが勢ぞろい。Epsn0002_12 Epsn0001_16 左右の写真を見比べると、デコレーションの 数と並ぶ位置が違っている。左が去年撮ったもので、右は今年のもの。その横でご主人がせっせと創作活動に汗を流す表情が活き活きしていた。来年は、、、。

 蛇足だが、9日の前夜祭で、鈴木宗男議員と同席。実に気さくな方で、地元で大人気のわけを知った。大会当日、同じクオーターの部を走ったが、勝負にならなかった。51分56秒の好タイムで堂々の65位。健脚ぶりに感服した。