プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★梅雨の晴れ間~再始動~

2007-06-28 09:38:15 | 日記・エッセイ・コラム

 京都での転倒事故からほぼ1ヶ月。傷あとのかさぶたの煩わしさも感じなくなり、久し振りに1時間ジョグに挑戦した。10日の美瑛ヘルシーマラソン後、週2回30分前後のジョグで調整していたが、梅雨の晴れ間が良い汗をかけと背を押した。

 自宅から3.5キロ程離れた野田山のふもとにある「大乗寺」までの往復は、私の好きなコースのひとつだ。大乗寺は、永平寺の四門首の一つで総持寺とも深いかかわりを持つ古刹で、来年、開山700年を迎える。観光コースに組み込まれていないおかげで、境内は閑静で厳粛な空気に包まれている。

 子供の頃に遊んだ野田山スキー場は緑地公園となり、今はあじさいの花が咲き誇っている。高台から金沢市街地を見やりながら、思いっきり息を吸い込むとすがすがしい。以前は、往路26~7分、帰路22~3分で走ったが、今朝方は往路に32分を要した。

 帰りの急な下りでは、ずいぶん臆病になったものだと思いつつも歩いた。女房に、「痴呆が進むと、転ぶ頻度が多くなるそうよ」とからかわれたが、怪我をしたらもとの木阿弥と自重した。平均心拍数は129で、好調時よりも10近く高かった。それでも、ようやく本格的にジョギングが楽しめる身体に戻りつつあることを実感できたことが収穫だった。