7月26日に開催された「第43回釧路湿原マラソン」大会は、午前9時の気温17.1度。30㎞の部のゲスト・ランナー川内優輝選手(埼玉県庁)は、「過去5年連続走った中で、最も釧路らしい天候に恵まれた」と、力強く挨拶。結果も、彼自身が持つ大会記録を50秒縮める1時間35分05秒でゴールした。
冷涼な環境を求めて、遠い釧路に遠征していたが、過去5年間で、初めて味わう釧路らしい涼しさ。同時に、夏特有の霧が立ちこめ、湿度100%も「釧路らしさ」で、汗がシャツにまとわりついた。
私達夫婦が参加する10㎞の部は、30㎞の部のスタート25分後なので、毎年、川内選手のスタートとゴールを見守った。私達が、65分前後で走れば、ゴール後、数分で彼が競技場にトップで戻ってくる勘定だった。
ところが、私がゴール前100m付近に差し掛かった時、「もうすぐ川内選手が競技場に入って来ます!」との場内アナウンスが流れた。思わず、入場ゲート付近を見やると、彼の躍動する姿が目に飛び込んできた。
私がゴールして後ろを振り向くと、TV中継でお馴染みの倒れ込むゴール・シーンを見ることになった。周囲から、「これがトップ・ランナーの走りか」と、驚嘆の声が聞えて来たが、私はぼんやり他の事を考えていた。
私のタイムは、1時間9分13秒(妻は7分)。2011年の59分から年一年、下降し、ついに70分台に突入する気配濃厚になった。「これで、彼のゴールシーンを見ることが出来ないかも」との思いが広がった。
冷涼な環境を求めて、遠い釧路に遠征していたが、過去5年間で、初めて味わう釧路らしい涼しさ。同時に、夏特有の霧が立ちこめ、湿度100%も「釧路らしさ」で、汗がシャツにまとわりついた。
私達夫婦が参加する10㎞の部は、30㎞の部のスタート25分後なので、毎年、川内選手のスタートとゴールを見守った。私達が、65分前後で走れば、ゴール後、数分で彼が競技場にトップで戻ってくる勘定だった。
ところが、私がゴール前100m付近に差し掛かった時、「もうすぐ川内選手が競技場に入って来ます!」との場内アナウンスが流れた。思わず、入場ゲート付近を見やると、彼の躍動する姿が目に飛び込んできた。
私がゴールして後ろを振り向くと、TV中継でお馴染みの倒れ込むゴール・シーンを見ることになった。周囲から、「これがトップ・ランナーの走りか」と、驚嘆の声が聞えて来たが、私はぼんやり他の事を考えていた。
私のタイムは、1時間9分13秒(妻は7分)。2011年の59分から年一年、下降し、ついに70分台に突入する気配濃厚になった。「これで、彼のゴールシーンを見ることが出来ないかも」との思いが広がった。