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★第43回釧路湿原マラソン~アフター・レース編~

2015-07-31 08:39:24 | スポーツ
 釧路湿原の旅は、「ノロッコ号」で塘路まで行き、カヌー体験や散策後、折り返すのが一般的だが、時間が許すなら、ぜひとも川湯温泉まで足を延ばしたい。

 JR釧路駅から釧網本線で、川湯温泉駅まで87㎞程。単線の1両仕立てのワンマン・カー「足湯めぐり号」で、釧路湿原からの心地よい風を受けながら、約2時間程北上する。途中の摩周湖駅では、15分間の停車時間を利用して、駅横にある足湯(「ぽっぽゆ」)に浸かることもできる。

 さて、川湯温泉駅から温泉街まで、バスで約10分。温泉街は、高温の湯が流れる温泉川を中心に、20軒余りの宿泊施設や飲食店等で形成している。

 温泉の特徴は、強酸性・硫黄泉で豊富な湯量を誇り、宿泊施設のお風呂は、すべて100%源泉掛け流し。また、地下3m位から温泉が湧出し、その下を地下水が流れる独特の地形なので、温泉川に設けられた大きな足湯には、硫黄の香りが漂い、野趣風味満点だ。

 また、川湯温泉は、屈斜路湖と摩周湖のあいだに位置するので、観光の基地としても最適なロケーション。数日間、ここに滞在して、バスやレンタサイクルで周遊すれば、温泉の効能も高まり、心身ともにリフレッシュできること疑いなしだ。

 なお、忘れたくないのが、「巨人・大鵬・卵焼き」の流行語まで生んだ「昭和の大横綱・大鵬」の出身地。バスターミナルに隣接する大鵬記念館には、若き日の長嶋茂雄の写真も飾られていて、懐かしく観賞した。