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時悠人chosan流処世術

★辞任と辞退

2019-04-06 08:00:39 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、国交省の塚田副大臣が辞任したが、これで問題解決にはならない。

 最初は、4月1日だったので、エイプリル・フールの誤報かと思っていたら、肉声録音した内容が明らかになり、罷免されてもおかしくない暴言だった。

 保守分裂選挙となった知事選のまっ最中に、安倍総理と麻生副総理の地元を結ぶ道路建設工事を引き合いに出して「忖度する」と言い放てば、有権者への利益誘導になる。

 「事実と異なる」なら、予算計上した調査費4,000万円を取り下げない限り、忖度の臨界点に達し、安倍総理が、「職責を果たしてもらいたい」とかばったこと自体に、違和感を感じる。

 一方、同じ5日、イチローが「国民栄誉賞」を辞退したと報じられた。これで3度目だが、彼の生き方にてらせば自然なことで、爽やかだ。と同時にに、「国民栄誉賞」の権威と意義を尊重するなら、安易な表彰を慎むべきとのメッセージだと思う。

 永田町の権力構造の闇と好対照で、救われる気分だが、いつになったら、政界に爽やかな風が吹くのだろうか?。

 次回更新は、4月9日の予定。