4月17日夜、石川県立音楽堂の邦楽ホールで 桂米團治の還暦・噺家生活40周年記念落語会が開催された。
ゲストに人気の柳家花緑を迎え、ほかに金沢大学卒業のまん我と桂米輝が会場を笑いの渦に巻き込んだ。
米團治は、人間国宝桂米朝の長男で、花緑もまた、人間国宝柳家小さんの孫にあたる家柄。人間国宝まで上り詰めた落語家は、3人いるが、小さんと米朝は亡くなり、存命者は柳家小三治だけになった。
私は、米團治が小米朝だった頃から、好きな落語家の一人で、今回の演目「たちぎれ線香」は、米朝が得意とした人情噺の一つだったので、感慨深かった。
語るには力量を要する噺で、米朝の霊が乗り移ったかのような熱演に、沈んでいた気分が晴れた。
ゲストに人気の柳家花緑を迎え、ほかに金沢大学卒業のまん我と桂米輝が会場を笑いの渦に巻き込んだ。
米團治は、人間国宝桂米朝の長男で、花緑もまた、人間国宝柳家小さんの孫にあたる家柄。人間国宝まで上り詰めた落語家は、3人いるが、小さんと米朝は亡くなり、存命者は柳家小三治だけになった。
私は、米團治が小米朝だった頃から、好きな落語家の一人で、今回の演目「たちぎれ線香」は、米朝が得意とした人情噺の一つだったので、感慨深かった。
語るには力量を要する噺で、米朝の霊が乗り移ったかのような熱演に、沈んでいた気分が晴れた。