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★NZLの葬儀のマナー

2019-08-06 08:14:54 | 日記・エッセイ・コラム
 パースに住む娘から、夫君のいとこが42歳の若さで逝ったとのメールが届いた。娘の結婚式で、一度会っただけだが、若い人の死は、どのような死に方でも、心が痛む。

 ニュージーランドの葬儀のしきたりを知らなかったので、日本との違いを調べてみた。

 葬式は、基本的に、「旅立ちの儀式」なので湿っぽくなく、陽気に故人を送る。葬儀の日時・場所等の個別連絡はなく、新聞やweb誌面の訃報欄で周知する。

 また、通夜や香典はなく、服装も喪服不要でカジュアルで良い。親しい場合は、メッセージ・カードや花を贈るようだ。

 葬儀会場は、セレモニー会館等を使い、葬儀後、軽食で故人のエピソードを語り合う。なお、日本のような法事・法要はなく、命日に家族が集まり、墓参りをする程度だが、多民族国家なので、地域や宗教の違いに留意が必要だ。

 いずれ、娘から先方の両親に「日本の両親の葬儀には、参列不要」と言って貰おうと考えている。