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時悠人chosan流処世術

★後期高齢者の処世術(上):財産は分別

2019-08-16 07:39:55 | 日記・エッセイ・コラム
 先日の転倒事故で、打ちどころが悪ければ、入院していたかもしれず、ライフプランを見直している。

 金融庁の試算が、国民の不安を煽ったのは、2,000万円でよいのか、1億円・2億円あっても足りないのかと疑心暗鬼に陥ったからで、金額は人それぞれの暮らし向きで違ってくるので、余り意味が無い。

 お金は大事だし、無いと困るが、じゃぁ、どれだけあれば十分かとの保証はない。しかも、いつ何が起きるか分からないので、「備えあれば憂いなし」よりも「備えありても憂いあり」と考える方が賢明だ。

 ちなみに、我が家の蓄えは、金融庁試算額に遠く及ばない。それでも、日常の生活に不自由を感じないし、時には、好きな旅行に出かけることが出来る。

 老人には、長い人生で培った分別が唯一の財産であり、物事に優先順位をつけて、無い物ねだりをしない覚悟を持つべきだと思う。