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時悠人chosan流処世術

★天邪鬼の幸福論(後編):生きるよすが

2020-07-13 07:59:44 | 日記・エッセイ・コラム
 「水」は、生命の源泉で、低い所に留まっているが、より低い所があれば、そこへと流れる。

 万物は、水なしでは生きて行けないが、そのかけがえのない水が、時には、土砂災害や洪水で、家屋を呑み込んでしまう。

 「水は低きに流れ 人は易きに流れる」とは、孟子の「水の低きに就く如し」が転じた戒めの言葉だが、自然の摂理と同時に、人間の本性にも通じる。

 さて、人生の意義は、「生きる」ことで、「暮らす」ことではないはずで、志を高く持ち、「上見て生きよ 下見て暮らせ」に徹したい。

 どんな目標であれ、それに向かってポジティブに努力し、実現できなければ、己の不足を潔く認めればよい。これは何歳になっても普遍だと思う。