プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★GO TOキャンペーンの功罪(前編)

2020-07-15 07:48:35 | 日記・エッセイ・コラム
 政府は、新型コロナウイルスで大打撃を受けた観光業支援のため、7月22日から「Go To トラベル」キャンペーンを始めるが、意見が賛否両論に分かれる。

 旅行代金の半額を補助すれば、旅行需要を喚起し、周辺事業への経済効果が期待できるので、経済界が賛成しても不思議ではない。

 しかし、当初、「コロナ終息後に実施」するとしていた方針を、いとも簡単に変更する政治姿勢が解せないし、詳しい理由説明もない。

 首都圏で「第2波」が懸念されると、官房長官は、「東京問題」と一蹴し、国交省幹部にいたっては、「多少のリスクはやむを得ない」と、公言している。

 多くの知事が、時期尚早、或いは、豪雨災害が重なり、タイミングが適切かと指摘するのも当然だ。

 加えて、転職活動をする看護師が続出している報道に接すると、「GO TOキャンペーン」の目的を理解できても、納得できない。