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★東京五輪(番外編):ケ・セラ・セラ

2021-06-08 08:33:02 | 日記・エッセイ・コラム
 私は、東京オリンピックの開催について、賛成でも反対でもない。正確を期すなら、興味が無い。しかし、やるのなら、成功してほしい。

 無関心になったのは、2013年9月、ブエノスアイレスで開かれたIOC総会における誘致プレゼンテーションで、東京開催が決まった時からだ。

 IOCや諸外国が、懸念していた福島原発(汚染水)問題を、総理大臣が説明したことで、東京が勝ったと言うのが定説だが、現実は、皆さん、存じの通りだ。

 個人的には、「イスタンブール」開催を期待していた。ボスポラス海峡を挟んで欧州側とアジア側に会場が分散する不利を逆利用して、スローガンは「ともに橋を架けよう」で、理念が明確だった。

 しかし、トルコのその後の情勢を見て、東京で良かったのだと思い直した。

 蛇足ながら、日本のプレゼン時のスローガンは、「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ」で、いまは「感動で、私たちは一つになる」になっている。前段に、「コロナを収束させた」と冠記したいものだ。