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時悠人chosan流処世術

★挫折と復活(後編):角界の巨星

2021-06-20 07:26:18 | スポーツ
 日本相撲協会が下した、大関・朝乃山の処分「6場所出場停止と報酬減額(50%)」は、厳しかった。

 協会は、同時に、先代師匠の錦島親方(元大関・朝潮)の退職願も受理したが、かつて、元横綱朝青龍の教育面でも指導不足を指摘されたことを思い出す。

 朝潮は、明るく屈託がないマイペース型の性格で、現役時代、”大ちゃん”の愛称で人気を集めたが、引退後、それが災いした気がする。

 一方、大学の後輩にあたる朝乃山は、誘いを断りにくい面もあっただろうが、「協会内のルール」を破りながら、虚偽報告や隠ぺい工作まで共謀し、未熟さを露呈した。

 私は、稀勢の里引退後の日本人横綱の誕生を楽しみにしていたので、失望も大きいが、彼は、まだ27歳。

 照ノ富士の先例を見習い、臥薪嘗胆の覚悟で、捲土重来を期して復活する日を待ちたい。