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時悠人chosan流処世術

★文書通信費等のあり方(後編):デジタル時代

2021-12-20 08:50:58 | 日記・エッセイ・コラム
 歳費法が出来たのは、昭和22年(1947年)で、その後、改定を繰り返し、1988年に75万円、1993年に現行の100万円になった。

 2010年、月の途中で当選した国会議員に対し、1ヶ月分の歳費が支払われていたことが問題視され、歳費が日割り支給に改定された時、なぜか、文書通信交通滞在費の日割りが見送られた。

 さて、先の9条には、「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため」とある。今や、文書や通信は、メールやツイッターが主流のSNS時代になり、文書通信の概念が変質した。

 デジタル化を標榜する政府として、戦後の遺物ともいえる「文書通信交通滞在費」を見直すべきタイミングが到来した。

 蛇足だが、全議員に「新幹線のグリーン車などJR全線の無料パス」が与えられ、地方選出議員なら、「JR全線無料パスと月3往復分の航空券引換証」か「月4往復分の航空券引換証」を選べる。